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研究室の紹介

  • 相川 直幸
    教授
    相川 直幸 研究室
    近年のエレクトロニクスの発達に伴って、いろいろな分野においてアナログ信号で処理していたものがディジタル信号で処理されるようになってきました。本研究室では、ディジタル信号処理の技術を用いて高速・高精度な計測システム、物質認識・識別システム、医療画像診断・支援システムや脳波解析システム、ハウリング除去や自動採譜システムの開発を行っています。また、E-Learningを用いた電気回路学習・評価ツールの開発も行っています。
  • 安藤 格士
    准教授
    安藤 格士 研究室
    計算機シミュレーション・モデリングを利用し、分子から個体に至るまでマルチスケールな視点で生命システムを物理化学的に理解することを目指しています。この目標に向け、実験研究者とも協力、実験データを数値解析し、その背景にあるメカニズムを明らかにするとともに、新たなシミュレーションアルゴリズムやモデルの開発を進めています。また、同様のアプローチをエレクトロニクス材料研究にも応用し、より効率的、効果的な材料開発を可能とすることも目指しています。
  • 生野 孝
    准教授
    生野 孝 研究室
    電子材料工学・半導体工学・光エレクトロニクス工学を基盤に、地球規模の環境変化や社会構造変化に適応可能な「機械的に柔軟なデバイス」「エネルギー変換素子」「安価・低環境負荷プロセス」の研究開発を行っています。無機ナノ材料・有機半導体材料・表面界面構造・高次構造などを利用し、生体貼付型フレキシブルセンサー・曲がる太陽電池・ペーパー電子素子などの創製を目指しています。
  • 伊丹 誠
    教授
    伊丹 誠 研究室
    近年ディジタル技術の進歩に伴い、より高度なサービスを行うための通信・放送システムの研究開発が盛んに行われています。特に無線周波数帯域の効率的な利用方法は、増大する情報を円滑に通信するために、検討すべき重要な問題になっています。本研究室ではそのための方式開発、理論的解析、特性向上のための技術などの研究を行っています。特に広い周波数帯を複数の通信で共有し、同時に超高速通信を行うための超広帯域通信方式(UWB)、直交周波数分割多重(OFDM)方式等の研究を行っています。
  • 植木 祥高
    准教授
    植木 祥高 研究室
    身の回りに音は満ち溢れていますが、音波の物理を理解すれば複雑現象であっても耳を澄ますことで状態を検出することができます。近年、機械学習を活用することで人間に解釈できなかったデータに価値を見出すことが可能になってきました。本研究室では音響工学と情報工学を組み合わせて活用することにより、熱流動を始めとした複雑現象の状態検出を実現するデータ駆動型音響診断の研究を行っています。これらの研究を通して我が国が目指すべき未来社会に掲げるSociety 5.0やカーボンニュートラルの実現に貢献します。
  • 海野 徳幸
    准教授
    海野 徳幸 研究室
    人々に豊かさをもたらす電子機器を将来的にさらに発展させるには、電子機器から発生する熱を計測・制御するシステムの革新が必要です。この新しいシステムの実現には、環境負荷が低く、地球上の限られた資源を有効に活用できる技術が不可欠です。本研究室では計測工学を基礎として、次世代の高出力パワー半導体やスーパーコンピュータに対応できる新しい熱制御システムを研究しています。高密度3次元実装される次世代電子機器を安定して動作させるために、高発熱密度に対応した新しい冷却システムの構築にも挑戦しています。
  • 佐竹 信一
    教授
    佐竹 信一 研究室
    近年の著しい計算機の発達により、コンピュータシミュレーションが「理論」「実験室実験」と並ぶ第3の科学技術手法として確立され、短時間でさまざまな研究分野の問題を解決するための手段として注目されています。さらには、実験室実験と対比する形で「数値実験」とも呼ばれるようにまでなりました。このような背景を踏まえ、本研究室では、ミクロレベルからマクロレベルに及ぶさまざまな物理現象に合致した計算手法および高速プログラムの開発、さらに、より高速なハードウェア処理の研究も行っています。
  • 柴 建次
    准教授
    柴 建次 研究室
    本研究室では、電気電子工学を基礎とし、医療、生体、自然環境、人工環境、安全をキーワードとしたテーマを研究しています。電子回路、電気回路、電磁気学、電波工学と、医学、生物など他の学問との融合領域(境界領域)の分野で、新しい分野の研究です。電気電子工学と人間を取り巻く環境との間で起こる面白い物理現象に着眼し、医療や福祉、生活環境に役立つことを研究しています。
  • 谷口 淳
    教授
    谷口 淳 研究室
    ナノテクノロジーは今日の高度情報化社会を支える基盤技術です。例えば、コンピュータのメモリやCPUなどは、超微細加工技術によって集積され驚くほどの記憶容量や計算スピードを達成しています。本研究室では、ナノメートルオーダー(10⁻⁹m)の超微細加工技術の研究を行っており、特に次世代技術として期待されているナノオーダーでの3次元(3D)形状創製技術を重点的に行っています。それを実現するために、3Dナノスタンプを作製する技術と、そのスタンプを押して転写するナノインプリントリソグラフィの研究を行っています。
  • 常盤 和靖
    教授
    常盤 和靖 研究室
    超伝導材料とリチウムイオン電池電極材料を中心に機能性材料の開発と評価の研究を行っています。超伝導材料は、低温で電気抵抗がゼロになる物質で、医療や輸送の世界で利用されています。もし、室温超伝導が実現できれば世の中は一変してしまうことでしょう。リチウムイオン電池電極材料は次世代電気自動車開発のキー・マテリアルです。安全で、高いエネルギー密度を持った材料の開発を目指します。また、放射線医療への応用を目指して、室温で利用できる放射線検出用半導体結晶の開発も行っています。
  • 藤代 博記
    教授
    藤代 博記 研究室
    Society5.0(超スマート社会)の実現を支えるミリ波~テラヘルツ波帯(30GHz~3THz)で動作する世界最高速のトランジスタや中・遠赤外線領域のLED、光センサなどの開発を行っています。ナノシミュレーション、ナノ薄膜成長、ナノデバイスプロセスを駆使し、5G・6G次世代通信システム、極限コンピューティング、未踏センシング、医療、環境改善など、さまざまなミリ波・テラヘルツ波、中・遠赤外線応用の実現を目指しています。
  • 増田 信之
    教授
    増田 信之 研究室
    現在、さまざまな分野で数値シミュレーションや数値解析が利用されています。その中でも、計算の高速化が多くの分野で求められています。その解決方法の一つとして、FPGAなどを用いた数値計算や数値解析に特化した専用計算回路の開発があります。本研究室では、現在、計算の高速化に使用されているさまざまな手法と専用計算回路を比較、検討し、より良い高速計算システムの構築を目的としています。