講演者 | 時本一樹氏(東京電機大学) |
題目 | Lubin–Tate空間のアフィノイド部分空間と局所Langlands対応の幾何的実現 |
日時 | 2024年12月4日(水)16:30〜17:30 |
場所 | 東京理科大学野田キャンパス4号館3階数理科学科セミナー室 |
概要 | Fを非アルキメデス局所体とするとき,GL_nの局所Langlands対応は,GL_n(F)の既約スムーズ表現とFのn次元Galois表現の間の自然な全単射である.非可換Lubin–Tate理論によると,この対応はLubin–Tate空間のl進エタールコホモロジーに実現される.しかし,その証明はやや間接的なため,Lubin–Tate空間の幾何と表現の関係はそれほど明らかでない. 講演者は以前の研究で,Boyarchenko–Weinsteinや今井直毅氏,津嶋貴弘氏の先行研究に倣って,あるクラスの表現と直接に結びつくLubin–Tate空間の部分空間を構成した.本講演では,これらの研究について説明してから,同様の結果をより広いクラスの表現に拡張する進行中の研究を紹介する. |
共催 | 先端的代数学融合研究部門 野田代数セミナー,MaSCE Seminar |
