STUDENTS

在学生の声

「広く物理を学べて身近に感じられることがこの学科の魅力」
山田 真理子さん
先進工学研究科物理工学専攻樋口研究室 進学(2019年入学 理学部第一部応用物理学科)
  • 東京理科大学に入学した理由やきっかけは?
    大学選びの基準は、応用物理学科やそれに近い学科があるかどうかでした。東京理科大学は比較的名前が知られている大学という印象がありましたし、就職の強さも魅力的でした。入試方法もいろいろあったので志望しやすかったということもあります。本当に入学することになった時は留年しないか不安でしたが、無事に4年生になれました。
  • 応用物理学科を選んだ理由は?
    高校2年生の頃から物理の授業がとても楽しくなって、「大学で勉強するなら物理系のものにしよう」と考えるようになりました。けれど、大学のパンフレットで物理学科のページを見ると、宇宙についての研究が主に書かれていることが多く、もっと身近に感じられる学問がしたい私には合わないのではないかと思い、機械工学科や電気工学科を検討した時期もあります。
    最終的には、広く物理のことを学べそうだと感じた応用物理学科を選びました。
  • 実際に学んでみて充実している点や大変な点は?
    「身近に感じられる勉強がしたい」と思って入学したものの、1・2年生の間は理論的で難しい授業が多く、ついていくのが大変でした。また、自分の理解度が成績に比例せず、つらく感じたこともありました。正直に言えば、3年生までは勉学よりサークル活動の方が充実していたと思います(笑)。
    4年生になって樋口研究室に所属して、初めて勉強が充実してきたと感じました。もちろん論文や文献を読むなどの基礎的な勉強もまだありますが、それが自分の研究に直結するのであまり苦に感じなくなりました。
  • 将来の進路や目標は?
    修士課程を修了したら就職する予定です。業種としては医療機器系の分野に進めたらいいなと思っています。また、樋口研究室の専門は燃料電池なので、エネルギー関係の分野も面白そうだなとも考えています。
    医療系の就職先に興味を持ったのは、ここ数年のコロナ禍で、社会が健全に動くためにはまず人々が健康でなければならない、と痛感したからです。
    何かしらの形で社会に貢献できるような仕事をしたいと思っていますが、まだ漠然としています。
  • 物理工学科に進学を検討している人たちにメッセージを。
    光の研究や超伝導などの“物理らしい”研究をしている研究室もあれば、脳科学や地学など、物理学の外の分野と融合した研究をしているところもあります。私もそうでしたが、どんな勉強や研究がしたいかがまだわからない人も多いでしょうけれど、物理工学科なら幅広い分野から自分がやりたいことを見つけられると思います。
    また、東京理科大学は忙しいと思われがちですが、サークル活動やアルバイトも十分できます。入学したら、勉強だけでなくいろいろなことに挑戦してみてください。予想外のところから将来の道が見えるかもしれませんよ!