STUDENTS

在学生の声

「身近にある物理」 理解を進めていけば将来のヒントに
梅田 美羽さん
2020年入学理学部第一部応用物理学科
  • 東京理科大学に入学した理由やきっかけは?
    高校では特に興味を惹かれる授業はなかったのですが、物理だけは楽しく受けることができました。担当してくれた先生が身近にある物理などの豆知識を多く教えてくれたことで、私自身も「身近にある物理」に興味を惹かれました。そんな中、先生がお薦めしてくれた東京理科大学に入ることを決めました。
  • 応用物理学科を選んだ理由は?
    「身近な物理」に興味があったので、物理の基礎を学んで、さらにそれを応用していく応用物理学科に入ることを決めました。身近な物理が活用されているものとして、携帯電話などの通信機器について学びたかったので、コンピューターのハードウェア、ソフトウェアの両方を勉強した上で、私はハードウェアのコアとなる演算処理素子や記憶素子などを追究していきたいと思っています。
  • 実際に学んでみて充実している点や大変な点は?
    2年次までは幅広く様々な分野を勉強することができましたが、幅広い分、身に付けなくてはいけない知識は多かったです。一方で、いったん身に付けてしまえばどんどん知識がつながっていき、その結果、自分がやりたいことを明確にしていくことができました。やりたいことが少しでも出てくれば、3年次をどう過ごすかを計画できます。実際に3年次になった今、やりたいことについて時間を費やすこともできています。
  • 将来の進路や目標は?
    これからも世の中はどんどん進歩していき、科学の進歩で「便利」がますます増えていくと思います。そんな「便利な発明」に、自分が携われたらいいなと思っています。そのために、特に興味がある通信機器について知識を蓄えていき、将来自分が働くなかで、蓄えた知識がなにかヒントを与えてくれたらいいと思っています。その第一歩として、今の自分の目標は「コンピューターの構造」について学ぶことです。
  • 物理工学科に進学を検討している人たちにメッセージを。
    私が初めて大学の授業でつまずいたのは、物理を高校とは違った表現で表している点でした。とにかく日本語が難しかったのを覚えています。一方で、それにできるだけ早く慣れるようにすることで、どんどん何を言っているのかが分かるようになりました。自分のペースでしっかり理解していくことが大切だと思います。私のように初歩的なところでつまずく人もいるかもしれませんが、気を落とさずにひとつずつ理解を進めていくのが良いと思いますよ。