Science
Communication
デジタル社会に必要とされる
高度な科学的知識を持ち、
伝えることのできる人材を育成
DEPARTMENT OF
SCIENCE
COMMUNICATION
科学コミュニケーション学科
About
学科設立の経緯
多くの情報があふれるデジタル社会では、その真偽を見極め、社会的課題を解決することが求められます。
多様な立場の人たちに、科学をどのように伝え、議論するのか
科学と社会をどのように繋いでいくのか
世界が変革期にある中、今まさに求められている学科です。
養成する人材像
確かな理学の知識に立脚し、高度な情報・データサイエンス、サイエンスコミュニケーションの専門知識を
活用することで、幅広い科学を多面的に伝える能力を身につけ、広い視野で社会に貢献できる人材を育成します。
Science Communication
科学 de コミュニケーション
情報学、データサイエンス、数学、物理学、化学などの横断的な知識+高度な専門知識を持つ人材
デジタルの力を活用し、高度な理学の知識を立場の違う多様な相手や科学的知見を持たない一般の人たちに伝える。また、伝えて議論し課題解決を促していくコミュニケーション能力がある人材
多くの情報があふれるデジタル社会で、
正確で高度な理学的知識を持つ
総合的理系人材として
- ・官公庁
- ・中学校・高等学校などの教育関連
- ・新聞・テレビなどのマスメディア
- ・メーカーや研究開発型ベンチャー企業
- ・科学館・博物館
広い視野で科学知識を多面的に伝える能力を身につけ、社会に貢献していく
こんな人に向いている学科です!
AIやデータサイエンスに興味がある。
日本唯一の学科に興味がある。
科学のおもしろさを人に伝えたり、教えたりする仕事がしたい。
やりたいことが多くて、1つに絞れない。
サイエンスジャーナリストを目指している。
行政機関で企画や運営面など深層から携わりたい。
マスコミやテレビ業界で科学的知見を活かした番組や情報を送り出したい。
DXを必要とする企業で科学的知見を活かして働きたい。
大学で学びながら、自分に合う理系分野を見つけたい。
科学技術がもっと活用される社会づくりに関心がある。
Curriculum
「情報」×「科学コミュニケーション」を軸足に
自分の興味に合わせた柔軟なカリキュラム構成
科学の知識を幅広く学ぶことも、専門を絞って深く学ぶこともできる
高度化、細分化した科学技術が、専門家以外の人々の理解を得て活用される社会を実現するために、科学を多面的に伝える能力を身につけます。高度な情報学、データサイエンス、科学コミュニケーションの専門知識を活用することで、科学のおもしろさや科学技術をめぐる課題などを、社会に対して適切に「伝える」手法を学んでいきます。
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科学を全体的に捉え「伝える」ことを学ぶユニークな科目群
理学部第一部の数学科や物理学科、化学科では、高度な専門分野をかなり深く学んでいくことが求められますが、本学科では、まずは、理学を広く学ぶカリキュラムを想定しています。
1年次の学修では、情報・データサイエンス、科学コミュニケーション、数学、物理学、化学など幅広い基礎必修科目を全員が学び、さらに、STEAM科目※などを通して、科学を全体的に捉える能力を身につけます。
また、3年次のサイエンスライティングなどの授業を通して、科学を「伝える」能力についても実践的に学んでいきます。※科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Arts)、数学(Mathematics)の5つの分野を統合的に学ぶ教育
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全学生がデータサイエンスを学ぶカリキュラム
科学コミュニケーションを実践するにあたっては、高度な情報学・データサイエンス等の専門知識・技術を修得し、これらデジタル技術を活用する能力が求められます。
本学科では、リテラシーから応用基礎レベルまで、データサイエンスを学ぶ科目を1年次から全学生が履修します。更に興味を深めたい学生には、エキスパートレベルのデータサイエンス科目も用意しています。
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5つの系から自分に合ったカリキュラムを柔軟に選択
3年次以降は、数理、情報・データサイエンス、物理学、化学、生命科学の5つの系のいずれかに本格的に軸足を置き、専門性を深めていきます。
全学生が学ぶ「情報」×「科学コミュニケーション」の土台をもとに、各分野の知識を深掘りすることで、本学科でしか身につけることのできない専門性を養うことができます。
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多彩な将来の選択肢
想定される卒業後の進路大学院進学の場合は、理学研究科科学教育専攻のほか、幅広い理学分野の専攻への大学院進学を想定しています。
就職の場合は、中学校や高等学校の教員、政策の企画・立案などに関わる公務員、テレビや新聞などのマスメディア、メーカーや研究開発ベンチャーでの広報といった多彩なキャリアが考えられます。
科学技術を分かりやすく世の中に伝え、社会との橋渡しができる人材は、科学技術が高度化し、情報があふれるデジタル社会において、多くの業界から求められるでしょう。
注目! 授業紹介
Featured
Classes
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科学コミュニケーション1・2(専門基礎)|1年次
「科学コミュニケーション」って何を学ぶの? 理論と実践の両面から、自ら科学コミュニケーションの実践者となるための基礎を作ります。国内研修として実際に、科学イベントに参加し、科学コミュニケーション活動を実施するための費用(主に旅費)として学費の他に10~15万円程度の徴収を予定しています。
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データサイエンス・AI応用基礎(専門基礎)|2年次
いまやあらゆる業界でビッグデータを収集できるようになりましたが、重要なのはそれをどう読み解き、課題の特定や解決につなげるかです。ビッグデータの分析・解析にAIを活用することでビッグデータの利活用の幅が広がります。本授業では実践的なプログラミング処理、AIの構築・運用などを学びます。
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STEAM実験(専門基礎)|1年次
グループで実験に取り組みながら、STEAM(Science, Technology, Engineering, Arts, Mathematics)の知識を総動員して課題にあたり、実社会での問題発見や問題解決方法を見出す能力を育成します。
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サイエンスライティング基礎(専門科目)|3年次
難解な専門分野の科学的内容を、いかに相手にわかりやすく伝えるか。実際に自分で文章を書きながら「伝わる」表現を学びます。
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教育工学(ICTの活用含む)(専門科目)|3年次
電子黒板や1人1台のタブレット必携など、学校教育でのICT活用は急速に進んでいます。テクノロジーをうまく活用することで、より深く主体的な学びを実現することができます。本授業では、ICTを活用した教育方法・教育技術などを学びます。
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科学技術とELSI(専門科目)|3年次
AIやクローン技術のように倫理観が問われる技術の台頭で、科学を技術的に正しく伝えるだけでなく、倫理的・法的・社会的課題(Ethical, Legal, and Social Issues)と絡めていかに扱うかが重要になります。本授業では、最先端科学の倫理的ジレンマや法的規制について議論します。
「科学コミュニケーション」、「情報・データサイエンス」、「数理」、「理科」の4つの分野からそれぞれユニークな研究室を展開していく構想です。卒業研究では、分野横断的なアプローチを前提としたコラボレーション能力やコミュニケーション能力の向上を目的に、研究室間の垣根をなくし、他研究室や指導教員、学生間で積極的な共同研究を推奨します。
Q&A
未来の受験生へQ&A
「実際はどんな感じ?」「どんなことを学ぶの?」など
この学科について聞いてみたいことがあるのでは?
そんな将来の学科生のために、Q&Aとしてお答えしていきます!
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- 理系には進みたいのですが、将来について明確な目標がなくても大丈夫ですか?
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もちろん大丈夫です!「科学コミュニケーションを学びたい」「教員やメディアとして科学を伝えたい」という明確な目標を持つ方はもちろん、「理系の幅広い学問に興味がある」「大学で何を専門に学ぶべきか迷っている」「将来の進路や職業を決められない」という方にも、本学科はぴったりです。科学コミュニケーション学科では、理学を幅広く学びながら、科学を伝える力を育むカリキュラムを用意しています。4年間の学びの中で、自分に合った分野や将来の目標を見つけられるはずです。
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- 教員免許は他学科でも取れますが、科学コミュニケーション学科で取得する違いを教えてください。
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本学科の特徴は、理学を横断的に学びながら、科学を伝える力を育む点です。たとえば、高等学校の「総合的な探究の時間」や「理数探究」は、数学や理科の教員免許があれば担当できますが、高度な数学の知識はあっても、理数で何を教えるべきか、どのような課題研究をするべきか迷う教員もいます。
本学科では、「物理や化学が生物ではどのように使われるか」といった隣接する学問分野のつながりを学び、生徒の興味を引き出す指導法を習得できます。さらに、3年次の「化学特別講義及び演習1・2」では実験の指導方法や、生徒・社会に正確にわかりやすく化学を伝える方法を実践的に学びます。この学びを通じて、教員をはじめ、多様なキャリアに対応できる力を身につけられます。
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- STEAM実験ではどんなことをするの?
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STEAM実験では、STEAM教育が求められている背景や考え方について学び、問題発見や解決方法を見出す能力を養います。震災、感染症などの社会問題や、技術革新に伴って生じる新たな課題について、解決すべき問題点を見出し、実験や演習に基づいて科学的な根拠を得て、多様な背景を持つ人々にどのように効果的に伝えるかを学びます。
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- アクティブラーニング型の授業はありますか?
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はい。科学コミュニケーション学科では、多くの専門科目をアクティブラーニング形式で実施する予定です。
授業では、知識を単にインプットするだけでなく、学んだ内容や経験をふまえて、知識をトランスフォーム(統合、分析、評価)することなどを行います。
さらに、その知識をもとにアウトプットにも取り組む授業になります。様々な課題に応じて、個人学習やグループ学習を組み合わせることで学生の皆さんの主体的な学びを推進していきます。
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- 分野や研究室はどのように決まりますか?
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卒業研究の分野は、1年次、2年次、3年次とより高度な専門科目を学んでいく中で、自分に合う、自分がやりたい分野を探していくことになります。まずは、3つの柱(数理・理科、情報・データサイエンス、科学コミュニケーション)の中から、ゆっくりと自身の軸足を置く場所を探していきましょう。その中で、もっとも学びたい分野を卒業研究で選び、研究活動を行います。3年次には、プレ卒業研究として、「科学コミュニケーション研究」、「情報・データサイエンス研究」という研究科目を用意しているので、興味のある分野を履修し、卒業研究を決める参考にしていきましょう。
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- 幅広く学ぶということは、他学科より忙しくなりますか?
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卒業に必要な単位数は他の学科と大きく変わりませんので、特別忙しくなるということはありません。科学コミュニケーション学科では、1年次・2年次では専門分野の基礎を幅広く学びます。その中で、自分に「合っている」ことや「もっと知りたい」と思える分野を見つけていきます。3年次から自分の興味のある分野にしぼって授業を選ぶことができ、4年次ではその分野の研究室に所属して卒業研究に取り組みます。いろいろな分野を学ぶことで広い視野を身につけながら、「これを学びたい!」と思える分野を見つけられるように、一緒に学んでいきましょう。カリキュラムの概要については科学コミュニケーション学科のウェブページ上で公開されているカリキュラム説明の動画をご覧ください。
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- 「科学コミュニケーション1・2」という授業ではどんなことをしますか?
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科学コミュニケーションとは、科学のおもしろさや科学技術をめぐる課題を人々へ伝え、共に考え、意識を高めることを目指した活動と捉えることができます。「科学コミュニケーション1」では、さまざまな課題やELSI(倫理的・法的・社会的課題)をPBL(問題解決型学習)形式で学ぶことで、科学コミュニケーションとは何かを理論と実践の両面から学び、自ら科学コミュニケーションの実践者となるための基礎を作ります。「科学コミュニケーション2」では、実際に科学館や科学祭などの科学イベントに参加し、科学コミュニケーション活動を行います。科学コミュニケーション活動を実施するため、学費の他に実習に係る費用として10~15万円程度の徴収を予定しています。
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- 教員免許を取得したいと思っています。その場合、1週間ほとんど時間割に空きがなくなると聞いたことがあります。科学コミュニケーション学科でも同じでしょうか?
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他学科と同様に、教員免許を取得するには卒業に必要な単位に加えて、教職課程科目の履修が必要です。そのため、一般的なカリキュラムに比べて授業数や課題が増えるのは事実です。とはいえ、科学コミュニケーション学科でも他学科と同様に、教職課程科目を計画的に履修することで無理なく進めることができます。たとえば、必要な科目を分散させて履修する、学年ごとに負担を調整するなど、自分に合ったペースで学修を進めることが可能です。本学科では随時、履修相談も行っていますので、教員免許取得を目指す学生をしっかりとサポートしていきます。
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- アクティブラーニング型の授業を履修するにあたって、私は人前での発表に自信がないのですが大丈夫でしょうか?
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もちろん大丈夫です!本学科のアクティブラーニングでは、まず資料やデータをもとに小グループで意見交換したり、自分の考えを整理したりする活動から始まります。発表も、単に「上手に話すこと」が目的ではなく、情報をまとめ、自分の視点で整理し、言葉や文章で伝える力を育てることを大切にしており、その方法を学べる授業もあります。
また、本学科としても、最初から発表が得意な学生だけを求めているわけではありません。むしろ教育課程での学修を通して、話す力・まとめる力・伝える力を少しずつ伸ばしていってほしいと考えています。
今は自信がなくても大丈夫です。「コミュニケーション」に自信を持てるようになる学びの環境を用意しています。
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- データサイエンスってどんなことをするの?
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データサイエンスとは、「データの中から意味のある情報を見つけ出し、現実の課題を解決する」ための学びです。
たとえば、「ある支店の売り上げを伸ばしたい」という課題があったとします。
その際は、まず支店に関するさまざまな情報(データ)を収集しましょう。
日ごとの売り上げの数字に加えて、従業員の特性、天候、イベントの有無など、さまざまなデータが課題解決に役立ちそうです。
そこから「どんなときに売り上げが伸びやすいのか」など、隠れたパターンや関係を見つけ出していきます。
そのためには、統計学や機械学習、プログラミング、データの見せ方(グラフや図などの可視化)の方法を学ぶ必要があります。
このようにして、データを使いながら「なぜそうなるのか」「どうすればうまくいくのか」を考えるのがデータサイエンスの醍醐味といえるでしょう。
数字の中から新しい発見を見つけるのは、少しワクワクしませんか?
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- 大学院には進学できますか?また、研究者になるにはどうしたらいいですか?
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本学科の全ての専任教員は、学部と大学院の両方に所属しています。すでに、多くの大学院生とともに研究を行っている先生もいます。今後、卒業研究から、大学院修士課程(2年)に進学して、企業へ研究職として就職したり、専門的な知識を持って学校教員になったりすることも期待されます。また、さらに博士課程(3年)に進学をして、大学教員などの研究者になる人も期待されます。研究者になるために大切なことは、学部4年次からの6年間(人によっては生涯?)に渡って興味を持って研究する分野を見つけることですね。そのために、学部生の時代は基礎学力を身につけ、幅広く学習していきましょう。
Campus Life in
Kagurazaka
キャンパスライフ(神楽坂キャンパス)
学問と社会とのつながりを感じられる
東京の中心に位置する「神楽坂キャンパス」
JR線、地下鉄4線が乗り入れる飯田橋駅から徒歩5分、東京の中心部に位置する「神楽坂キャンパス」が、学部4年間の学びの場となります。通学だけでなく、学修や研究で必要な関係機関などへの交通アクセスも極めて便利で、その立地の良さが大きな魅力となっています。2016年には、富士見校舎(経営学部)が加わり、真理を探究する理学部と科学的アプローチで学ぶ経営学部からなる「サイエンスキャンパス」として整備されました。リカレント教育や専門職大学院などの機能も強化されており、都心ならではの学生生活を味わうことができるほか、学問と社会とのつながりが実感できるキャンパスです。





















