理学部第一部

FOR THE FUTURE 未来を変える、切り抜く

科学の力で
未来を変える、
切り拓く。

理学部第一部は数学、物理、
化学の学びを通じて、
世界を観察、理解する
科学者を育成します。
新しい学理と、
テクノロジーによって、
未来を切り拓き、
世の中に貢献することを
目指します。

MESSAGE

理学の基礎と専門知識、応用力を身に付けた人材を育成。

理学とは、自然界に存在するさまざまな物質や諸現象について本質を見極め、それらの背景にある真理や法則を探究する学問です。本学の理学部第一部は、基礎系3学科と応用系2学科をバランスよく配置した5学科で構成されており、学問・研究と社会的な価値創出を繋ぐ部分をしっかり学べる点が、大きな特長となっています。各学科では、時代が変化しても揺らぐことのない基礎学問・基礎研究を重視しています。
なぜなら、数学・物理・化学のベースがしっかり身に付いていれば、例えばデータサイエンスや量子情報、有機化合物などの分野で新しいトレンドが発生し、研究の前提条件が大きく変化しても、必要最低限の情報・知識を得ることでしっかり対応できるからです。私たちはこのような、十分な基礎学力の上に高度な専門知識と応用力を身に付けた人材を育て、現代社会に送り出そうとしています。
また、本学では、グローバルに活躍できる人材を育成するために、少人数制で習熟度別クラス分けを行う英語教育、「カリフォルニア大学1年留学プログラム」をはじめとする各種留学制度などを整えています。さらに、近年の社会的なニーズを背景に幅広い研究領域を持つ本学の特長を生かした、学部横断型の「データサイエンス教育プログラム」を実施しており、学部学科・研究科専攻に関わらず、データサイエンスに関する科目の履修が可能になっています。
本学部は、数学・物理・化学が「面白い」「楽しい」と思える学生、複数の専門分野を包含して社会課題の解決につながる新しい研究に挑戦する意欲ある学生を歓迎します。

THE DEAN OF
SCIENCE DIVISION I
理学部第一部 学部長
関川 浩
Hiroshi Sekigawa

FUTURE
PLAN of Faculty of Science Division I

理学部第一部の将来計画

理学部第一部および理学研究科は、「理学の普及をもって国運発展の基礎とする」という建学の精神を現代流に再構築し、理学の基礎から応用までを教育、研究します。
教育においては、数学、物理学、化学の基礎から出発して、最新の分野の研究に進めるようなレベルの高い教育を行います。カリキュラムを見直し、学生が楽しく参加し、自然に理解できる授業を目指します。
研究においては、「TUS VISION 150」にある「基礎研究から応用研究まで幅広い分野に亘って世界をリードする研究拠点」を目指し、各学科および専攻での研究を推進するとともに、総合研究院の理学に関連するセンターや部門と協働して国際的な研究拠点の実現を推進します。総合研究院のセンターや部門およびデータサイエンスセンターと連携して、データサイエンス、AI、量子情報、人工光合成、新しい蓄電池、医薬品開発など理学が応用される最新の分野の研究を推進します。

ABOUT

自然の真理を探究し、
科学技術の創造と発展を担う

理学は自然界の物質や現象の本質を見極め、その背景にある法則を発見して自然に関する心理を探求する、最もベーシックな学問です。今日、理学は工学や情報科学をはじめとする諸分野に応用され、発展に貢献しています。本学部では基礎学問と応用理学がバランスよく配置されているのが特徴です。教育面・研究面でも、基礎系学科と応用学科は連携しています。本学部から輩出された多くの人材が、科学技術の創造を支える力となり、多方面で幅広く活躍しています。

FEATURES

理学部第一部の特徴

基礎学問・応用理学を
バランスよく配置

本学部では基礎学問に加え、理学がどのように他分野で応用されているかを教育しています。そのため、基礎から応用への橋渡しを理学の立場から担うために基礎学科(数学科、物理学科、化学科)と応用学科(応用数学科、応用化学科)がバランスよく配置されています。
FEATURE 1

国際社会でリーダーシップ
を発揮できる人材を育成

グローバルに活躍する人材育成を目指し、習熟度別の少人数で行う英語教育、留学プログラムや海外との共同研究、研究交流を積極的に行っています。本学部は、専門性、人間性、国際性を生かして、社会で強いリーダーシップを発揮できる人材育成を目指しています。
FEATURE 2

真に実力のある
卒業生の輩出

本学部では、多様な教育システムで基礎学力に基づいた専門知識を修得できます。本学部の卒業生は専門知識や高度な技術を生かした技術者、公務員、教員として幅広く社会で活躍しており、日本だけでなく世界の科学技術発展を支える人材として活躍しています。
FEATURE 3
数学科
純粋数学の学びを通じて、
高い思考力・解決力・伝達力を
備えた人材を育成する。
先端技術に注目が集まる新しい時代。このような時代にこそ、必要なのは「基礎」です。数学科では、数学という基礎学問を通して、思考力・解決力・伝達力を高いレベルで備えた人材の育成を目指します。
Read more Department of Mathematics
物理学科
すべては物理からはじまる
物理学は、個別の現象から物理法則という普遍性を探し出し、数学を用いて自然の本質に迫る学問。物理学科は宇宙・素粒子系、地球惑星系、量子情報系、物質科学系の4つに分けて展開。各分野の研究者や教員を目指す方の力を育みます。
Read more Department of Physics
化学科
ミクロからマクロ、
電子・原子~宇宙スケールに
おける物質を観察、理解し、
取り扱う新しい学理を拓く
ミクロからマクロな視点まで、幅広いスケールで物質の性質や変化を観察、理解することを化学科は目指しています。本学科では、基礎から専門科目を学び、社会に貢献できる研究者や技術者、教育者を目指す人材の育成に尽力しています。
Read more Department of Chemistry
応用数学科
数学で、未来を変える。
応用数学とは、数学を応用できる形にし、応用するために新しい数学を作り、数学と社会をつなぐ学問。数学で未来を変えたい方にとって応用数学を学ぶことは無限の可能性を広げ、確かな力となることでしょう。
Read more Department of Applied Mathematics
応用化学科
地球環境と健康長寿社会に
貢献する化学
応用化学とは、環境問題の解決や医療の発展などのために新しい物質を研究、開発する学問。応用化学科では確かな化学の基礎能力と社会的応用力を備え、広い視野を持った研究者・技術者・教育者の育成を目指してます。
Read more Department of Applied Chemistry