2025年11月に実施した白鳥の池の「かいぼり」において、関東地方ではすでに絶滅したと考えられていたゼニタナゴが複数確認されました。
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捕獲された個体は本学 倉持研究室(創域理工学部 生命生物科学科)によりDNA解析が行われ、科学的にもゼニタナゴであることが確認されています。現在、これらの個体が、もともと白鳥の池に生息していたものかどうかについて、引き続き調査が進められています。
仮に白鳥の池由来であるとすれば、およそ50年前、水田を池に造成した際に取り残された個体が、長い年月をかけて、命をつないできた可能性があります。半世紀を超える時を経て再び姿を現したゼニタナゴは、私たちに水辺環境の大切さと、この公園が持つ生物多様性の価値をあらためて教えてくれました。
なお、ゼニタナゴは希少な魚であり、法律により捕獲や譲渡が厳しく制限されています。今回確認された個体は環境省の指導のもと、理窓公園 交流館において調査・飼育を行う予定です。

