| 講演者 | 吉永正彦氏(大阪大学) |
| 題目 | 有限距離空間のマグニチュード |
| 日時 | 2025年12月10日(水)16:30–17:30 |
| 場所 | 東京理科大学野田キャンパス4号館3階数理科学科セミナー室 |
| 概要 | 有限距離空間の「マグニチュード」は点の個数のみならず、距離にも依存した不変量で、2012年ごろにLeinsterによって導入された。マグニチュードは、有限距離空間の「大まかなサイズ」を測ることが期待されているのだが、面白いことに1990年代に数理生物学者によっても同様の不変量が導入されていた。しかしまだ基本的なふるまいも未知な部分が多く、5点距離空間に限っても、マグニチュードのふるまいの完全な理解には程遠い。本講演では、マグニチュードについての最近の研究や未解決問題を紹介したい。 |
| 備考 | 先端的代数学融合研究部門, 数理連携プロジェクト |
Department of Mathematics
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