安藤研究室

研究室概要

新しい治療法を確立するためには、医学研究を行い、その治療の有効性・安全性を評価する必要があります。それらを評価するために、医療統計学の方法論が用い、医療統計学の方法論の研究、医学研究のデータ解析に取り組みむとともに、ゲノム科学の専門家と協力し、がん分子標的治療薬の開発を目指して、網羅的遺伝子発現解析にも取り組んでいます。

教員

安藤 宗司 講師

■ 出身大学:2009年 東京理科大学 理工学部 情報科学科 卒業
■ 出身大学院:
・2011年 東京理科大学 理工学研究科 情報科学専攻 修士課程 修了
・2016年 東京理科大学 理工学研究科 情報科学専攻 博士課程 修了

■ 取得学位:東京理科大学 博士(理学) 課程

■ 研究職歴:
・201104-201503 株式会社ACRONET(現:エイツーヘルスケア株式会社)
・201504-201703 ノバルティス ファーマ株式会社
・201704-202203 東京理科大学工学部情報工学科 助教
・202204- 東京理科大学理工学部情報科学科 講師

■ 研究キーワード:医療統計学,カテゴリカルデータ解析

■ 研究分野:
・統計科学 (医療統計学)
・数学基礎・応用数学 (分割表解析)

研究内容

医療統計学の方法論の研究

新しい治療法を確立するためには、医学研究を行い、その治療の有効性・安全性を評価する必要があります。それらを評価するために、医療統計学の方法論が用いられます。そのため、医学研究を行うには、医療統計学の専門家が不可欠な存在です。本研究室では、医療統計学の方法論の研究、医学研究のデータ解析に取り組みます。医療統計学の方法論の研究では、生存時間データ解析、統計的因果推論、カテゴリカルデータ解析などの分野で新しい方法論の提案を目指します。医学研究のデータ解析では、医師などの医療従事者が主導する医学研究に医療統計学の専門家として参加します。医学研究の結果を論文にまとめ公表することで医療の発展に貢献します。さらに、ゲノム科学の専門家と協力し、がん分子標的治療薬の開発を目指して、網羅的遺伝子発現解析にも取り組んでいます。