松澤研究室

研究室概要

インターネットに代表される情報通信ネットワークの研究をはじめ,人間の友人,仕事関係,カテゴリ化された各種アイテム間などの複雑ネットワークの観測や,その結果に基づくアプリケーション開発なども行っております.近年では脳神経細胞間ネットワークを模したニューラルネットワークが,深層学習というブレイクスルーとなる技術によって再度注目を浴び,様々な応用技術が誕生しております.
当研究室では,深層学習を用いた機械学習の応用の研究も多数行っております.

教員

松澤 智史 准教授

■ 出身大学:1998年 東京理科大学 理工学部 情報科学科 卒業
■ 出身大学院:2004年 東京大学 工学系研究科 電子工学専攻 博士課程 修了

■ 取得学位:東京大学 博士(工学) 課程

■ 研究経歴

■ 研究職歴
・200204-200403 東京大学 工学系研究科 リサーチアシスタント
・200404- 東京理科大学 理工学部情報科学科 助手→助教→講師
・201604-202103 東京理科大学 研究推進機構総合研究院 (RIST) 超知能分散システム部門
・202104- 東京理科大学 研究推進機構総合研究院 (RIST) デジタルトランスフォーメーション研究部門
・202204- 東京理科大学 研究推進機構総合研究院 (RIST) データサイエンス医療研究部門

■ 研究キーワード
・計算機科学
・通信・ネットワーク工学
・現代暗号
・機械学習
・自然言語処理

■ 研究分野;
・情報ネットワーク (アドホックネットワーク,災害支援ネットワーク,ICN)
・情報セキュリティ (ファイアウォール,暗号通信)
・知能情報学 (機械学習(深層学習),ゲームAI,自然言語処理)
・通信・ネットワーク工学 (IPルーティング,TCP/IP,LAN,IPマルチキャスト)

研究内容

インターネットアーキテクチャ・分散システムの設計や,人工知能及びその活用の研究

当研究室では物理・論理問わずネットワークに関する様々な研究を行っており、ノードやエッジの調査やモデル化、対象ネットワークの特性を生かした通信技術の研究開発を行っております。one-to-one(end-to-end)通信の研究としてはQUICをベースとした通信プロトコル・手法の開発など、one-to-many通信では、マルチキャストやコンテンツ指向プロトコルの改良・開発を行っています。動的なネットワーク設計やその応用として災害支援システムの研究も行っています。また、ニューラルネットワークを用いた人工知能の研究を行っており、ニューラルネットワークのモデルの研究の他、対話システム、画像処理、自然言語処理、情報推薦などへの応用研究を数多く行っています。