「創域理工学研究科 横断型コース、横断型資格・教職コース」を116名が修了野田キャンパスでコース修了証授与式を挙行
2024年3月13日(水)、野田キャンパスにて、創域理工学研究科横断型コース、横断型資格・教職コースのコース修了証授与式が行われ、116名の学生に横断型コース修了証が授与されました。
授与式において、井手本副学長は、「自分の専門を深めながら他分野との融合的な教育・研究が行われる横断型コース。ここでの経験を通して培われた他分野の人たちと共創するというスキルは、社会に出たとき、非常に必要とされるものである。このアドバンテージを活かし、社会で大いに活躍するとともに、その経験を後輩たちへフィードバックして欲しい」と祝いの言葉を贈りました。
また、伊藤研究科長は祝辞の中で、「皆さんは2023年度に創域理工学部、創域理工学研究科に生まれ変わり、初の修了生である。「創域」は、新しい領域を創る、既存の領域に新たな価値を創る、地域を創るの3つの意味が込められている。今年度、創域理工学研究科に社会に開かれた窓口となるよう、サステイナブルアーバンシティセンター(CSUC)を開設している。皆さんが横断型コースでの経験を活かし、社会で活躍し、CSUCを通じて、再び貢献いただけることを期待している」と修了生らを励ましました。
創域理工学研究科では、学科、専攻を超えて横断的に教育、研究を行うため、2017年度に横断型コースを設置しました。修士課程の学生を対象として、通常の専攻での教育・研究に加え、希望者に対しては、横断型コースにおいて、専攻を跨いだ融合型の教育・研究を行っています。
横断型コースを修了した学生は、多様化した社会に適合する新たな価値を多様な人々のチームで創造し、よりよい社会を構築できる人材として、修士課程の学位記のほか、横断型コースの修了証及び学長によるオープンバッジを授与しています。
2024年度は、医理工学際連携コース、エネルギー・環境コース、農理工学際連携コース、防災リスク管理コース、宇宙理工学コース、デジタルトランスフォーメーションコース、人間安全理工学コースの全7コースを設置しています。
また、教員志望者に対して、専門外の幅広い見識を得る機会や、現実の教育現場での実務に必要な資質を修得する機会として、横断型資格・教職コースを設置しています。