2026.06.13 公開授業
【公開授業の開催報告】2026年5月30(土)に『研究開発マネジメント』第7回「オープン・イノベーション」 ~オープン・イノベーションの難しさの本質~ の授業が公開されました。

理科大MOTでは、学生募集イベントの一つとして、2026年9月秋入学、2027年4月春入学(※1:入試情報)を検討されている皆様に正規の講義科目を公開し、見学の機会を設けております。5月30日には、その一環として、内海京久教授(※2)の「研究開発マネジメント」第7回の授業が対面とオンライン併用で公開されました。
本科目は経営理論をベースとして新製品開発で発生する課題をどう乗り越えるかについて学びます。
担当する内海教授は大手企業で長く研究開発に従事されており、そのご経験が活かされた実務に直結した授業になっています。また本日の授業のテーマでもあるオープン・イノベーション等の研究(※3)に携わっており、「研究開発のマネジメント」を理論と実践から学ぶ事ができます。
本日は、オープン・イノベーションの難しさを理解し、成功させるには何が必要かを学ぶ授業です。
公開授業参加者向けに本講座の概要や目的を紹介して頂いた後、受講生から本日の事前課題である「自社のオープン・イノベーションでの成功・失敗事例」のケースレポートが発表され、それを基にケース討議が始まりました。ケースは「企業間連携」「産学連携」「インバウンド」の3つのタイプに分類され、それぞれの成功事例や失敗事例が発表されました。ご自身が関わった業務を基に書かれているので、どれも生々しく、オープン・イノベーションの課題が鮮明に解る内容でした。そして、その成功要因は何か、また失敗要因は何かを経営学の理論をベースに解り易く分析していました。
一つのケースが発表されると、先生はその成功要因や失敗要因を皆で討論する為に、新しい「問」をたてます。「何故それぞれの関係者間の分業が上手くいったのか?」といった問が立つと、一斉に受講生の手が上がり討論が始まります。受講生の多くが研究開発や、事業開発に携わるミドルマネージャーであるからなのか、開発現場で起こった経験を基に「問」に対する仮説として説得力のある意見が次から次に述べられ活発な討論が続きました。

先生は受講生が発した仮説を一般化して白板に書いていきます。討論が終わると白板には、「何故オープン・イノベーションが上手くいったのか」を説明する言葉が並んでいました。
生々しく秀逸なケースレポートの発表は続き、受講生は授業の終わりを忘れたかのように集中して討論に参加していました。
受講生の生きたケースを使ったクラス討論を通し、オープン・イノベーション特有の課題と、課題発生の背景と要因について考え、解決の方向を討論しながらその難しさの本質に触れ、イノベーション実現に、何が必要かを学んでいました。
理科大MOTの授業は、技術経営をめぐる基礎的な理論を教員がわかりやすく説明し、インタラクティブな質疑応答によって受講生の理解を深めていく点も一つの特徴となっています。本MOTに関心がある社会人の方は、ぜひ一度、公開授業を聴講していただければと思います。公開授業はMOTホームページでご案内しております。
理科大MOTホームページ;https://dept.tus.ac.jp/mot/
※1入試情報: https://dept.tus.ac.jp/mot/entranceexamination/
※2内海京久教授 :https://dept.tus.ac.jp/mot/facuity/kyohisauchiumi/
※3ホームページ:https://researchmap.jp/kuchiumi















