興味のあることに積極的にチャレンジし、
自分の可能性を広げられた。
相澤 愛奈
ファイザーR&D合同会社 バイオメトリクス・データマネジメント統括部 臨床統計家
(2016年3月 富澤研究室 修士課程修了)
(2016年3月 富澤研究室 修士課程修了)
創域理工学部 情報計算科学科になぜ入学しようと思ったのですか?
プログラミングなど実社会で汎用的に利用される技術や、コンピュータ系の学問など、幅広く応用が利く分野を学無事で、卒業後の選択肢を幅広く持てるのではないかと考え、情報計算科学科(情報科学科)に進学しました。
今のお仕事について教えてください。
現在は、ファイザーR&D合同会社にて、臨床統計家として働いています。人間を対象に、臨床試験の計画を立て、何人くらいのサンプリングが必要か、どのような評価項目が必要かなど、さまざまな要素をもとにどのような臨床試験を行うかを考えています。その臨床試験を元に、統計計画や解析計画を立て、薬の評価・開発などに生かしています。
情報計算科学科で学んだことで、仕事に活かされていることはありますか?
1年生は数学の基礎・応用を中心に学んでいましたが、当時はとにかく何のために勉強しているかわかっていませんでした。研究に入り当時は訳もわからず勉強していたことも一つひとつが大切であることがわかり、数学はたくさん勉強しておいて良かったと思っています。今でも、臨床統計家として、得られたデータに対して探索的にどのように解析するのか、などを考えたり、臨床試験の計画を立てたりと、当時学んでいた数学や統計が非常に活かされています。また、業務の中で気になったことを調べたり、課題に対してのアプローチをどのようにすべきかなど、考える習慣を大学生のうちに身につけられたことが良かったと思います。
受験生へのメッセージをお願いします。
当時は具体的な将来像を想像できなかったものの、この学科で学ぶ中で仕事にしたいと思える専門分野と出会い、実際に現在その職に就く事が出来ています。情報科学の分野は、応用範囲が広いからこそ、いろいろな目線をもちながらアンテナを張っておくと良いと思います。そして、興味あることにチャレンジすると、新しい発見が得られると思いますので、勉強も遊びも、たくさんチャレンジして自分の可能性を広げて欲しいです。