理学部第二部へ皆様から寄せられた質問等に対する回答集です。主に理学部第二部各学科の担当教員が調査し回答しております。
理学部第二部以外の質問や事務的な内容につきましては、お問い合わせフォームをご利用ください。
入学試験編
- 入学試験はどのキャンパスで実施しますか。
- 合格判定に際して、特に重点を置く試験科目はありますか。また、足切り基準はありますか?
- 何年在籍できますか。
- 第二部から第一部への編入ができると聞いていますが。
- 一般編入試験と社会人特別選抜編入試験の違いは何ですか?
- 第二部の一般入試では、第一部と異なる問題が出題されるのでしょうか?
- 文系学部を卒業して働いているものですが、仕事の関係で理系の知識が必要で、理学部第二部への編入学を考えています。理系科目をほとんど履修していませんが、大丈夫でしょうか?
授業編
教職課程の履修編
- 大学在学中、教職課程を履修していなかったため、全ての単位を第二部の科目等履修生として取得することは可能でしょうか?
また、科目等履修生での教員免許状取得が難しい場合、編入することで教職課程を履修できますか? - 昼間に仕事をしているため、夜間と土曜日だけで教職課程も履修することは可能でしょうか?
また、教育実習については、やはり仕事を長期休む、もしくは辞める以外に履修する方法はないのでしょうか?
キャンパスライフ編
進路編
入学試験編
入学試験はどのキャンパスで実施しますか。
理学部第二部の入試は、全学科とも東京会場(神楽坂キャンパス)のみで実施します。
合格判定に際して、特に重点を置く試験科目はありますか。また、足切り基準はありますか?
B方式入学試験は、3教科300点満点(注)での合計得点により合否を判定します。ただし、学科により受験教科数や配点が異なりますのでご注意ください。
また、大学入試センター試験を利用するA方式入学試験の場合、センター試験の成績で合否判定が行われますが、特に重点が置かれる科目はありません。なお、試験に足切りまたは基準点はありませんが、零点もしくはそれに近い場合は問題になります。
(注)最新の情報は、 や でご確認ください。
何年在籍できますか。
在籍できる期間は8年以内です。このうち休学期間は含まれません。本学部を卒業するには、4年以上在学し、定められた卒業所要単位を修得することが必要です。
第二部から第一部への編入ができると聞いていますが。
第二部から第一部へは、編入ではなく転部となります。本学公式ホームページに掲載している、転部・転科の試験手続きに関する書類をお読みください。転部試験は、入学試験とほぼ同じ時期に行います。
ただし、第二部に一度在籍した学生が転部・転科するには、第二部における1学年の関門科目の単位を全て取得し十分な成績をとって新年度に進級できること、および転部試験に合格すること等が必須条件です。
前者は他大学等を卒業、あるいは一定の単位を習得した者を対象とした入試、後者は社会人を対象とした入試で、両方の条件に合致する受験生も多いようです。
一般編入試験と社会人特別選抜編入試験の違いは何ですか?
いずれも書類審査と面接で決定します。 ただし、願書の提出や面接等の日程が異なりますのでご注意ください。
また、社会人特別選抜編入試験の日程は、社会人が受験しやすいように2月11日の建国記念日に固定されています。併願受験も可能です。受験資格、出願期間等に関する最新の試験制度の情報は、入試課より直接入手してください。
第二部の一般入試では、第一部と異なる問題が出題されるのでしょうか?
入試日が異なりますのでもちろん異なる問題が出題されます。
詳しくは教学社「大学入試シリーズ 東京理科大学(C方式、グローバル方式、理学部<第二部>-B方式)」(通称赤本)をご覧ください。
文系学部を卒業して働いているものですが、仕事の関係で理系の知識が必要で、理学部第二部への編入学を考えています。理系科目をほとんど履修していませんが、大丈夫でしょうか?
高校レベルの理系科目の知識は必要です。入学前十分に勉強しておくことを強く勧めます。全学科で1年生に対して高校レベルの理数科目の補習授業も用意しておりますが、実際の授業と並行しての履修になりますので、それだけでは厳しいと考えてください。範囲は各学科のB方式入試の出題範囲を参考にしてください。
ただ、実際にそのような目的で入学する学生は決して少なくなく、しかも多くの方が留年せずにしっかりと進級されています。理学部第二部では、2年次編入、3年次編入の場合でも、1年生の専門関係の科目を履修することできますので、ほとんどの方が履修しています。実際文系学部出身の方には、一般教養科目に関しては多くの科目を単位認定できますが、専門関係の科目に関しては編入年次にかかわらず基本的にほぼ総ての科目を履修することになると思います。
授業編
第一部と第二部の授業内容に差はありますか?
授業内容は基本的に同じです。
ただし、第二部で授業を受けられる学生の中には、高校を卒業した後、就職や進学等でブランクがある方もいます。そのため、授業を担当されている先生方は、それぞれの方法で導入部をやさしくする等の工夫をしています。なお、その部分にのみ気を取られ、授業についていけなくなることがありますので注意が必要です。
シラバスを見ることはできますか。
シラバスは
より全学部の内容がご覧いただけます。ぜひご活用ください。授業開始時刻と終了時刻を教えてください。
授業時間は以下の通りです。
平日:16:20~21:20
※ただし、学生実験は場合によっては21:40を越えることがあります。
土曜日:13:00~19:40
教職課程の履修編
大学在学中、教職課程を履修していなかったため、全ての単位を第二部の科目等履修生として取得することは可能でしょうか?
また、科目等履修生での教員免許状取得が難しい場合、編入することで教職課程を履修できますか?
科目等履修生になっていただく場合
教育実習関係科目の受講は、本学出身者に限られますので、履修していただくことはできません。
※平成21年度より、他大学出身者の教員免許状取得を目的とする科目等履修生は、受け入れておりません。
本学に編入していただく場合
本学3年次に編入していただいた場合、教育実習関係科目も含めて教職関係科目を履修していただくことが可能です。
昼間に仕事をしているため、夜間と土曜日だけで教職課程も履修することは可能でしょうか?
また、教育実習については、やはり仕事を長期休む、もしくは辞める以外に履修する方法はないのでしょうか?
卒業に必要な単位数は124単位で、夜間と土曜日だけで履修することが可能です。しかし、この他に教職課程に必要な約30単位を取得するだけでなく、教育実習や介護等の体験といったことも行わなければいけません。そのため、どうしてもお仕事を数週間お休みしていただく必要が生じます。
キャンパスライフ編
都心の大学なので、家賃がどのくらいかかるか心配です。
神楽坂に通学するためのアパートの家賃は、月額3万円~7万円程度です。アパートやアルバイトの相談に関しても学生課で行っています。入学案内の「学生のアルバイト」をご覧ください。
入学金や学費を分割払いにすることは可能ですか?
入学金は分割できませんが、授業料・施設設備費は前期と後期に分けてお支払いいただくことが可能です。
したがって、入学最終手続きの締め切りまでに、以下の費用が必要となります。
- ・入学金
- ・施設設備費前期分
- ・授業料前期分
詳しくは、入学案内の「学費」をご覧ください。
理学部第二部の学生でも奨学金は受けられますか?
本学では、「日本学生支援機構」、「東京理科大学奨学金」をはじめとした様々な奨学金制度をご用意しています。 詳しくは、入学案内の「奨学金案内」や「学生支援」をご覧いただくか、学生課にお問い合わせください。
サークル活動はいつ行っているのでしょう?
授業が終わった後、21時半頃から閉門時刻の23時近くまで活動しているようです。なお、それぞれの団体で工夫して活動していますので、詳しくは各団体にお問い合わせください。
進路編
第二部の出身では就職や進学に不利ですか?
就職に関しては第一部、第二部の所属だけで判断する企業が存在しています。ところが最近、学校推薦を必要としていなかったり、大学名を聞かず試験を実施したりするといった実力重視の企業が増えてきています。就職試験の方法も、インターネットから直接企業にエントリーする方式が多くなってきました。在学中にバイタリティと実力を身に付け、よく学び、的確に表現する力を養うことが第一です。
なお、大学院に関しては実力主義で、出身によって区別されることはありません。
卒業後、どのような資格が得られますか?
理学部第二部で取得可能な資格は以下の通りです。なお、卒業しますと「学士(理学)」となります。
中学校一種(数学)、高等学校一種(数学・情報)、測量士、測量士補
中学校一種(数学・理科)、
高等学校一種(数学・理科)、
測量士、測量士補
中学校一種(理科)、
高等学校一種(理科)
※上記の他「理科」の教員免許状(中学校一種、高等学校一種)についても、個人申請で取得できるよう学科のカリキュラムが組まれています。