
理学部第二部のパワーの源
多様かつ多彩な社会人学生たち
現在では、社会人学生の割合は1〜2割程度と、以前に比べて人数は減っています。しかし、極めて明確かつ具体的な目標を持っている学生が多く、理学部第二部のパワーの根源になっているといっても過言ではありません。 また、ひと口に「社会人」と言っても、実に様々な方たちがいらっしゃいます。大学でより深い知識を得てスキルアップを目指す方、理由があって理学部受験を諦めざるを得なかったが、やはり理学を学びたいために大学に入り直す方、教師への夢を捨てきれず教員免許取得を目指す方等々、学ぶ目的は異なっても、その意欲とパワーは他の学生たちにも非常にいい影響を与えています。そんな学生たちの思いに応えていけるよう、教員一同真剣に授業に向き合っていき続けたいと考えています。
現在、1限に必修科目を入れないことの弊害として、教員の専門分野の講義が1限にある場合、履修を諦めざるを得ないことが挙げられます。
このような問題を解決し、さらにはもっと変則的な勤務時間の方にも対応できるように、様々な施策を検討中です。現在のカリキュラム編成でも通学が難しいと諦めていた方たちにも、今後新たな選択肢を提供していきたいと考えています。
ご関心・ご興味のある方はいつでもお気軽にご相談ください。

社会人学生の修士論文の指導を行う教員(数学科)。

世代を超えた二人の卒研生が共同で行った卒業研究の発表会(物理学科)。