夜間学部というと、皆さんは、
「夜間学部って、何かイメージ暗い…」「普通の4年制大学と何が違うのだろう…」「社会人ばかりなのでは…」
こうした印象や疑問を持たれるのではないでしょうか?
しかし理学部第二部は、理学部第一部(昼間部)に勝るとも劣らない、とても明るい学部であることをはじめに断言しておきます。
通常の4年制大学だけど…
「数字で知る!理学部第二部」をご参照いただけるとお分かりのように、近年社会人よりも新卒者の方が在籍比率は高くなってきています。また、年齢だけでなく職業、目的等様々な学生がいるのも事実です。さらに、学内の施設に関しては、もちろん第二部の学生でも使用可能なため、昼の時間帯に施設を有効に使って勉強している学生も数多くいます。
第二部の特徴は?
物理学科の学生実験(左)と、実験結果のプレゼンテーション(右)。パワーポイントを使って、実験結果を教員、学生にプレゼンテーションする。
昼間部(理学部第一部)と同等の授業内容
理学部第二部では、第一部と変わらない授業を実施しています。東京理科大学では、理学部第一部(昼間部)、理学部第二部(夜間部)と明確に分かれていて、それぞれ独立した学部として教育・研究の面で互いに密な連携を取り合いながら運営を行っています。そのため、理学部第二部専任の教員が存在し、学生の教育を担当しているのです。教員全員が世界の第一線で活躍する研究者であり、教育内容は他学部、他大学と比べても、胸を張って誇れる内容だと確信しています。
数学科の授業(左)とコンピュータ室での演習(右)
卒業までの年数と授業スケジュール
理学部第二部に在籍する学生は、通常の昼間学部と同様に4年間で卒業することができます。
それを可能にするために、授業は平日の夕方から夜と土曜日に行われます。
平日の1日の授業数は3コマで、1日に5コマある昼間部と比べて時間割がタイトになっています。
このタイトな時間割で濃密な授業を受けることができます。また授業がない昼間の時間を自らの生活スタイルに応じて有効に使うことができます。
教員免許取得のためのサポート体制
化学科の授業(左)と学生実験(右)。
理学部第二部は、中学・高校の理科・数学・情報の教員免許を取得できる唯一の夜間理学部です。教職課程に関しては、大学の教職支援センターを中心に様々な取り組みを実施。理学部第二部においても、毎年多数の教員免許取得者を輩出しています。
最後に一言付け加えておくと、理科大は第一部・第二部問わず伝統的に卒業が難しい大学です。教員も真剣に授業をしているので、学生の皆さんも、どうか真剣に授業に取り組んでください。