受験体験記シリーズ Vol. 3(物理学科)
- OB・OG
- 萩原 梨香子さん 大学院理学研究科物理学専攻修士課程(理学部第二部物理学科卒)
1. 自己紹介
現在、私は東京理科大学大学院理学研究科物理学専攻の修士課程に在籍しています。大学院に進学する前は、理学部第二部物理学科で物理を勉強しました。研究テーマは高温超伝導バルク磁石の開発です。研究室は、アットホームな雰囲気があり、学部生から助教までいろいろな人が在籍していて、超伝導に関連した様々な研究をしています。休日にはみんなで遊びに行ったりもします!趣味は体を動かすことで、学部時代は昼間部の女子ラクロス部に所属していました。
2. 理学部第二部を志望した理由、入学してよかったこと
学費が周囲の私立理系に比べて安いのに、カリキュラムが昼間部とほとんど変わらない通常の4年制大学だったため志望しました。他の学部に比べると、社会人の方や編入の方、もちろん現役生や浪人して入学した人など様々な人に出会えます。年齢性別問わずたくさんの人達と友達になれるので入学してよかったなと思います。また、部活やサークルも盛んで、昼間の時間に活動しています。私のように昼間部の部活やサークルに入っている人もたくさんいます!
3. どの入試形態で入試を受けたか。他の入試形態と比べてよかったこと
公募制入試で受験しました。私は高校生の時、数学と理科の評定が高かったのですが、英語が苦手で受験について悩んでいました。しかし、理科大で物理学を学びたい気持ちが強く、いろいろ考えた結果、夜間部の公募制入試を受けることにしました。試験では、理科大で物理学を学びたい気持ちを強くアピールして、無事に合格することができました。この受験形態では、学校の成績と小論文と面接が求められます。面接では、教授の方々からいろいろな事を聞くことができるため物理学科の雰囲気を知ることができ、安心して入学することができます。
4.受験生へのアドバイス
受験で大切なことはモチベーションを保ち続けることだと思います。自分はなぜこの大学に行きたいのかを明確にすることで勉強に励みが出るはずです。勉強と同時に入試形態についてもいろいろ調べた方がよいと思います。私は不得意な科目があったため、公募制入試を選択しました。志望している大学のホームページなどでいろいろ調べてみると自分に合った入試形態が見つかるかもしれません。自分に合った形態で受験すれば、志望校の合格により近づくと思います。大学受験は自分が行ってきた努力を発揮できる場所です。将来、人生を振り返ったときに後悔しないように、1日1日を大切に過ごしてください。