目的意識を持ち、やる気のある人ならとても充実した学生生活が送れます
- 学生
- 松川 雄二さん(理学部第二部物理学科4年生,株式会社ダンゴネット代表取締役会長)
【理2の志望理由】
東日本大震災による福島原子発電所事故以来、日本中に電力不足の不安が広がり、電気をなるべく使わない「節電(省エネ)」が強く求められていました。私はこの事故をきっかけとして地球環境保護、省エネという分野での取り組みを始めました。私は不動産業向けのデータベースソフトを開発・販売している会社を経営していましたので、この分野での経験も知識も無い状態でのスタートでした。この分野で仕事をしてみると、地球環境等にかかわることが多く、自ずと自然現象の法則や原理を勉強する必要に迫られ、実際に大学で基礎から体系的に勉強してみたいという気持ちが強くなりました。昼間は仕事があるので、夜間に勉強でき、通学できる都内にある理科大第二部物理学科に入学しました。
【理2のいいところ】
第一に授業が夕方から始まる所です。昼間の時間が使えるので、会社の理解は必要ですが、会社に勤務しながら大学に通うことができます。また、大学で勉強したくても諸事情により昼間の大学に進学できない人や私のように一旦社会に出たが、もう一度勉強したい人などは、しっかりと目的をもって入学すれば充実した大学生活が送れます。授業内容も1部と遜色なく、大学院への道も開かれています。
次に、社会人学生が多いので、目的意識をしっかり持っている学生が多く、しっかり学問を習得したいという人には持ってこいの場所です。また、社会人学生と一般学生が1年次から共同で実験を行い、実験レポートの提出やプレゼン資料の作成などを通して交流が深まり、社会人学生は勉強で分からない部分を一般学生に助けてもらい、一般学生は社会人学生から実社会での経験談を聞いたり、卒業後の進路などについても相談ができます。
【理2のここが変わるといいと思うところ】
社会人向けの大学院二部があればよいと思います。一旦大学を卒業した人たちが社会に出ると学生時代とは違う壁にぶち当たることも多々あると思います。そんな人達がさらに専門的なことを勉強するための機会がさらに充実した大学になると思います。
【受験生へ一言】
中途半端な気持ちで入学すると学生生活は大変ですが、目的意識を持ち、やる気のある人ならとても充実した学生生活が送れます。都心にあるキャンパスですが、学内の雰囲気も明るく設備も充実しているので、ぜひオープンキャンパスで確認してください。
【自己紹介】
1998年国内最大手の計測・制御機器メーカーを退社し、不動産業務支援の総合サプライヤーとして株式会社ダンゴネットを設立。株式会社ダンゴネットは現在、国内に約4,500社のユーザーを保有する。現在は代表取締役会長。東京理科大学理学部第二部物理学科4年に在籍。