系外銀河中心の巨大ブラックホール周辺の物質組成をX線天文衛星「XRISM」で測定した研究成果が、Nature Astronomy に掲載され、プレスリリースされました。
東京理科大学からのプレスリリース
超大質量ブラックホール近傍の化学組成 ―極限環境の宇宙蛍光X線が照らし出した重い星の運命―
京都大学大学院理学研究科上田佳宏教授、同植松亮祐博士、小川翔司東京理科大学創域理工学部助教、福島光太郎同理学部助教らを中心とする研究グループは、最新のX線天文衛星「XRISM」を用い、地球から約1,300万光年離れた「コンパス座銀河」の中心にある超大質量ブラックホール周辺の元素組成を精密に測定しました。理学部第一部物理学科松下恭子教授が論文の議論に参加しています。また、創域理工学部先端物理学科幸村孝由教授が衛星プロジェクトの開発に参加したことにより、共著者となっています。
XRISM プロジェクトは、JAXA, NASA, ESA による日米欧共同ミッションで、100 名以上の科学者から構成されます。本研究は、JSPS Core-to-Core プログラム JPJSCCA20220002、京都大学教育研究振興財団の助成を受けて実施されました。
