東京理科大学 TOKYO UNIVERSITY OF SCIENCE

創域理工学部 理工学研究科

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~理窓会記念自然公園のご紹介~

 本学野田キャンパスに隣接する理窓会記念自然公園(以下「理窓公園」)は、約13 haの自然豊かな公園として東京理科大学創立100周年を記念して1980年に設置されました。公園内には散策コースが整備され、池や林、コウノトリの営巣台などがあり、四季折々のさまざまな自然の様子を体感することができます。また交流館も一般開放しておりますので、散策後の休憩所としてお気軽にお立ち寄りください。

 日頃より、理窓公園の整備・維持活動に多くの方々にご参加いただいておりますが、今回は、本学学生団体「環境保全サークルRiSO Ranger」の学生たちの活動を紹介いたします。


◆環境保全サークルRiSO Rangerとは
 理窓公園内の湿地を中心に、環境保全活動を進めている学生団体で、主な目的は湿地環境の維持を通じて生物多様性を保全していくことです。普段の活動は学生20人程度で行っており、時には地域の方々や生物に関する専門家にご協力いただきながら、実践的な保全活動に取り組んでいます。
 豊かな生物多様性を保全するためには、多様な環境があることが重要です。かつて水田として利用されていた理窓公園内の湿地は、近年環境の均一化が進んでいました。私たちは豊かな生態系を取り戻すため、無肥料・無農薬での稲作を復活させたほか、池や水路の整備を行っています。また、整備による環境変化を正確に把握するため、植物や魚類のモニタリング調査も並行して実施しています。

2025年5月 田植えの様子
2025年8月 稲刈りの様子

◆最近の活動
 現在は、湿地周辺の環境により多様な変化を与えるための整備に注力しています。具体的には、池や水路の形状を工夫して水深に変化を持たせるなど、多様な生き物たちが生息しやすい環境づくりを行いました。
 こうした活動の結果、理窓公園で一度は見られなくなっていた植物が再び発芽していることが確認されました。 池の底に眠っていた種(埋土種子)が、環境の変化によって目を覚ましたのだと考えています。今後も整備を続けることで、失われた生態系のさらなる再生を目指します。

2025年夏 モニタリング調査の様子(利根運河と理窓公園内の小川をつなぐ魚道)①
2025年夏 モニタリング調査の様子(利根運河と理窓公園内の小川をつなぐ魚道)②

◆理窓公園での活動を通して・・・
 近年、社会全体で生物多様性への関心が高まっています。「なぜ多様性を守る必要があるのか」「なぜ危機に瀕しているのか」。キャンパス内にある理窓公園という貴重なフィールドを最大限に活用し、実際に土に触れ、生き物を観察しながら、私たちはこれからも生物多様性の保全について学び、発信し続けていきます。

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