東京理科大学 TOKYO UNIVERSITY OF SCIENCE

創域理工学部 理工学研究科

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About

創域理工学部について

科学と技術の新領域を創造し、新たな価値と貢献を生み出す

創域理工学部の基本理念

事物の本質を探究する理学と
その知見を応用する工学の連携のもとに
教育・研究を展開し、
新たな科学技術を創造する。

共響から創域へ

2017年、理工学部は創設50周年を迎え
「RESONANCE 自然、環境、宇宙そして人、共に響き合う理工学部へ」をコンセプトに掲げ、
学科や専攻、研究分野の壁を越えて連携・融合できる教育研究体系を構築。
そして2023年4月、理学と工学の新しい領域と価値を創造するという強い決意のもと、
理工学部は創域理工学部へと生まれ変わりました。
10学科による「共響(きょうめい)」を促進し、
理学と工学の最先端領域を創出する人材を育てていきます。

創域を実現する
文化と仕組み

従来型の専門性を深める縦の教育に加えて、学科専攻の壁を越える横の教育を創域理工学部全体で取り組み、
大学文化として創域を実現する仕組みを作っています。

STEAM Education

横断的な研究で必要な
”共通言語”を形成

「創域」を理解するため、1年次全員が「創域特別講義」を受講し、10学科の専門分野・繋がりをオムニバス形式で紹介します。また、理学と工学の基礎となる数学、化学、物理学などの”専門基礎教育”を共通化することで、横断的な研究に必要となる”共通言語”を身につけたうえで、それぞれの専門性を磨きます。

学びの仕組み

Research Campus

10学科11専攻が1ヶ所に集まる
キャンパス

創域理工学部のある野田キャンパスは、広大で緑豊かな敷地を誇ります。7号館NRC教育研究センター、講義棟、図書館などの学習に専念できる環境があり、学生談話室や中庭などの学生が集まりやすいスペースも確保されています。また、火災科学研究所や最新の実験棟など研究設備も充実しています。

野田キャンパス

Culture

日常的な学科を超えた交流
創域を生み出す文化

「創域特別講義」や「創域融合特論」などの全学生が履修できる科目により学科を超えた学びを提供するだけでなく、1つのキャンパスに様々なバックグラウンドを持った学生・教員が在籍することで、ふとした出会いが共響(きょうめい)、そして創域を生みます。それは創域理工学部に名称変更する前から根付く「文化」です。

学部文化

Collaboration ・Integration

分野の壁を越えて連携・融合した
教育研究体系

創設50周年(2017年)時のキャッチコピーである”RESONANCE 自然、環境、宇宙そして人、共に響き合う理工学部へ”を実現した、学科・専攻を超えた分野融合的な研究を行う「横断型コース」と、学部4年間と修士課程2年間を連結した専門深化型の「6年一貫教育コース」が設置されています。

数字で見る創域理工学部

教員数

195

※1

理工学部創設

1967

キャンパスの広さ

39万m2

(東京ドーム約8.3個分)

研究室数

126

※2

大学院進学率

59.5

(他大学大学院への進学も含める)

※1

全学生数

5,093

※1

※1
2023年5月時点
※2
2024年4月時点

学部長メッセージ

「探究」×「DX」の推進、そして、新たな「創域ステージ」へ

1967年に創設された理工学部は2017年に迎えた創設50周年を機に「RESONANCE 自然、環境、宇宙そして人、共に響き合う理工学部へ」をスローガンとして掲げ、それまで野田キャンパス・理工学部内で醸成されてきた学科・研究室間の壁を越えた一体的雰囲気を教育・研究の場で具現化した施策として、6年一貫教育コースと大学院横断型コースをスタートさせました。

この6年一貫教育コースは、学部4年と大学院修士課程2年を一体として教育・研究を行い、専門的基礎知識を確実に修得し研究に集中できる期間を十分に確保するとともに、カリキュラムに余裕ができた時間を他分野との横断的教育や留学等に振り分けることにより、時代に即した真の実力を可能にしました。

また、学科・専攻・研究室の壁を越え、探究を追求することを目的に、大学院においては、横断的に学ぶ大学院横断型コースを通じて、専門分野の精深な学識を修めると共に、一つの学問領域や専攻だけでは解決できない多様的な課題に対応し、俯瞰的視野を身につけ、社会に強く求められる共創人材を育成しています。

そして2023年度より、各専門分野の更なる深化に加え、他分野との共創・融合により、科学技術に新たな価値を創出し、新しい領域を創造する「創域理工学部」が誕生し、この野田の地から、創域文化の発信を開始しました。

創域文化とは、これまでの理工系において共通の言葉である数学、物理学、化学、および実験によりデータの扱いを学ぶ専門基礎教育の共通化、専門分野の研究を始めると同時期に身につけます。また、この工学・理学の基盤的な知識やスキルに加え、教養教育を通した社会文化への理解や倫理観の享受するいわゆるノブレスオブリージュの精神のもと、将来に必要となるであろう社会の多様化に対応した技術やシステムを、この野田キャンパスにおいて、様々な分野の教員・OB/OGにより学びの支援により、また学生同士が融合を生み出すディスカッション等を通じて、実現していくことです。

「その枠を超えて共創し」、「分野横断的に俯瞰した視野を持ち」、「共に響きあうことによって多様化した人材交流を通して」といういわゆる「探究」を、今後、必要不可欠となる「DX(デジタルトランスフォーメーション)」を駆使し、“探究×DX”による有機的な施策を推進し、より深化し多様性に富んだ創域文化の新たなステージへ向かいます。さらには、DXの特徴をより具現化するために、2026年4月より「創域情報学部」が誕生する予定であり、“探究×DX”活動をより広範囲に、また深化した施策を実施していまいります。

このような理念を社会に対して具現化するために、2023年4月には、大学院横断型コースの社会実装と言える産学官との社会連携をはじめとして、野田キャンパスという地の利を生かした地域との密接な連携、そして幅広く融合教育・連携研究を推進するために、サステイナブルアーバンシティセンター(CSUC)を設置し、周辺地域のみならず地方における地域社会・産業界・国際社会へのコネクションを実現し、連携する各組織がお互いの強みを発揮できるようなコーディネート及びファシリテーションができる活動を推進しています。ここに、さまざまな人材が集結することにより、社会に踏み出す前の助走期間において学生自身もCSUCでの活動を体験し、大きくかつ柔軟性のある真の実力を持って社会に巣立っていくことを目指しています。

さて、創域理工学部・創域理工学研究科が所在する野田キャンパス(Noda Research Campus)は、理窓会記念自然公園を含めると東京ドームの9.2倍の広さがあり、都心と筑波研究学園都市の中間に位置し、その環境や地の利を生かし多くの国立や民間の研究機関との共同研究を行っております。教育の面でも、学科によっては学生がこれら外部の教育・研究機関で研究を行うなど、大学という枠に囚われずに教育・研究を行っています。また、地域社会のご支援により、起業化のための研修活動をはじめ、研究活動や教育活動の提供等、野田キャンパス独自の特徴的な活動を実施しています。さらに野田市・流山市とは包括連携協定を結び教育のみならず様々な分野で相互発展に寄与すべく地域に密着した活動を行っています。

創域理工学部・創域理工学研究科は、これまでの歴史を踏まえ、新たな創域ステージにステップアップし、また2026年に誕生予定である創域情報学部とともに、時代の要請に応える新しい思考のもと発展を遂げていく所存です。どうぞ、野田の地にある創域理工学部・創域理工学研究科の教育研究活動をはじめとしたさまざまな取組に対して、ご理解ならびにご支援をお願い申し上げます。

      

                            創域理工学部 学部長 堂脇 清志

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