【イベント案内】メタバースで「創域」の可能性を探る~VRChatで異分野交流を~
■開催背景・主旨
東京理科大学 理工学部は2023年4月に「創域理工学部」に名称が変わります。
「創域」には、『理学と工学の新しい領域と価値を創造する』という想いが込められています。理工学部ではこれまでも学科や専攻、研究分野を超えて連携・融合できる教育体系を作ってきましたが、さらなる横断的で学際的な共創に向けて、飛躍を遂げます。
そしてこの度、理工学部の「創域」の活動の一環として、メタバースという新たなプラットフォームに学生、研究者、企業等さまざまな方々にお集まりいただき、融合の可能性を探るイベントを開催することにいたしました。
「メタバース」とは、様々な文脈により定義を語られておりますが、人と人がまるでそこに実在するかのようにコミュニケーションができるインターネット上の仮想空間と私たちは捉えています。デバイスや通信インフラの整備とともに発展してきたその概念は、未知数ながらも可能性にあふれています。
今回は、そのメタバース関連サービスの一つである「VRChat」を使い、実験的に異分野交流するイベントを開催します。
在学生はもちろん、東京理科大学への受験を考えている学生の皆様、社会人・研究者の皆様にお集まりいただければ幸いです。
なお、今回はVRのヘッドセットをお持ちでない方も、
大学側で用意して体験いただけるようになっていますので、お気軽にご参加ください。
■開催概要
日時:2022年7月8日(金)18:30~20:30(18:00から入室可能)
開催場所:VRChat / VRヘッドセットを用いての開催
参加費:無料
定員:35名(抽選)
※当日は以下URLにてVRChat会場内の映像をライブ中継します。
https://www.youtube.com/watch?v=RvB7IzEiP4I
■コンセプト
~新しい技術を楽しみながら、「創域」の可能性を探ろう~
メタバースやVRの可能性を体験する。
有志で集まり時間と体験を共有し、分野を超えた新しいつながりを作りませんか?
■Twitter / ハッシュタグ
https://twitter.com/TUS_Rikou
#tus_vrchat
■対象者
・東京理科大学 理工学部在学生
・高校生
・一般の方
・研究者の方
・企業、自治体の方
・メディアの方
■こんな方が対象です
・「メタバース」「VRChat」に興味があって、体験してみたい方
・東京理科大学理工学部の研究内容を知りたい方
・新たな研究者とのつながりを求めている方
・イベントの目的に共感いただける方
■目的
「創域」の可能性の模索
=学生、研究者、一般の方が交流を通じて、新たな知見やつながりを得ること
■参加枠(抽選)
未経験者:20名 ※VR機材をお持ちでない方
VRChatユーザー:15名 ※VR機材をお持ちの方
※参加枠の抽選は終了しましたが、当日は野田キャンパス7号館1階エントランスホールにてVRChatの中の様子のパブリックビューイングを行う予定です。ウェルカムドリンクの用意もございますので、ぜひお集まりください。
※当日は以下URLにてYouTubeライブ配信も行います。
https://www.youtube.com/watch?v=RvB7IzEiP4I
■参加費
無料
■当選発表
6/13頃に当選者にメールで案内を送付します。
■VRヘッドセットについて
未経験者の方向けにMeta Quest 2を大学側で用意しています(持ち出し不可)。
※未経験の方は、Meta Quest 2の利用設定や操作説明を行う「事前操作説明会」のご参加が必須となります。
■当日プログラム※変更になる可能性があります
17:30~ 東京理科大学 野田キャンパス 会場集合(未経験者の方のみ)/ 準備
18:00~ VRChat開場 / 集合
18:30~ イベント開始 東京理科大学 学長・理工学部長からのご挨拶
18:35~ イベントの流れのご案内
18:45~ 見学・教授による発表①
19:10~ 見学・教授による発表②
19:25~ 有志の方による発表③
19:30~ 交流会兼ポスターセッション
20:00~ ホワイトボードへの寄せ書き
20:15~ 記念撮影
20:30 完全終了
[見学・教授による解説①]
建築学科 宮津 准教授から防災研究 地震設備「21号館実験棟 建築構造・材料実験室」に関する発表をします。
リアルタイムに研究施設での実験の様子をVRChat内に配信し、VRChatとリアルで双方向コミュニケーションを行います。
[見学・教授による解説②]
国際火災科学専攻 水野 准教授から防災研究 火災設備「火災科学研究所実験棟」に関する発表をします。
VRChat内で、研究施設の3D映像を見ながら、コミュニケーションを行います。
[有志の方による発表③]
JSTにも一部後援されているVRChat内のコミュニティ「VRC理系集会」の主催 Kurolyさんによる「メタバースと異分野融合」のスライド発表を行います。国の方針にも「総合知」が記載され、ますます異分野間での交流の重要性が高まってきている中、メタバースは新たな時代の学際交流の場となりうると期待しています。
[交流会兼ポスターセッション]
4枚程度のポスターや、3Dモデルの設置をしてセッションをしながら、交流会を行います。
[ホワイトボードへの寄せ書き]
最後に仮想空間上のホワイトボードに寄せ書きをし、記念撮影を実施します。
■交流会兼ポスターセッション発表者紹介
理工学部 経営工学科 西山 裕之教授
論理型機械学習器の並列学習研究において分散人工知能技術を活用することで世界初の台数効果超えを実現したシステムとその応用事例について説明します。
理工学部 物理学科 幸村 孝由教授
宇宙観測や宇宙飛行士の放射線被曝量モニターなどの宇宙利用、さらには地上での産業などの利用を見据えて開発しているセンサーについて紹介します。
理工学部 応用生物科学科 坂下 美咲助教
応用生物科学科和田研究室では、生き物の骨の形がつくられる仕組みを研究しています。研究対象である魚の背骨のCTデータを展示しながら、骨の形と形づくりについてお話します。
理工学部 経営工学科 堂脇 清志教授
私たちの生活から排出される下水汚泥から水素を作り、身近な生活で利用できるアシスト自転車のエネルギー源として利用するエコなシステムをご紹介します。
株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント (SIE), 株式会社内田洋行
田中 章愛さん(SIE,toio開発者)さんからデジタルとリアルを融合するロボットトイ「toio(トイオ)の研究や教育における今後の可能性について紹介します。
■司会・進行
株式会社TAM / TAMTO METAVERSE LAB 角谷 仁さん(Twitter@hitoshisum)
メタバースガイド おきゅたんbotさん(Twitter@OculusTan)
■VRChat事前操作説明会
[概要]
・未経験者の方は参加必須
・本番2週間前から本番までの間で4回程度実施(最低いずれか1回のみ参加)
[場所]
野田キャンパス
※詳細は別途ご案内します。
[内容]
・Meta Quest 2の設定など
・アカウントの用意
・VRChatの基本操作説明
・アバターの用意
・簡単な交流 / 記念撮影
■日程と開催内容
[当日]
7/8(金)17:30~20:30 (開始:18:30~)
[VRChat事前操作説明会]
6/22(水)18:00~20:00
6/23(木)18:00~20:00
6/24(金)14:00~16:00
6/27(月)18:00~20:00
■注意事項
・VRChat未経験の方は、本番前に必ず「事前操作説明会」に最低1回は参加いただくことが必須となります。日程をあらかじめご確認ください。
・VRヘッドセットをお持ちでない方は、東京理科大学野田キャンパスにお越しいただいてのご参加となります。
・VRヘッドセットをお持ちでない方は、ご利用いただく際にFacebookアカウントが必要なります。
・イベントの様子は、写真やライブ配信で公開される予定なのであらかじめご了承ください。当日はメディア取材班も入る予定です。
・経験者の方へ:パーティクル等動作の重いアバターは使用せずQuest対応アバターをご利用ください。
・VRChatの利用規約を守ります。
・イベントでの迷惑行為は禁止です。
■イベントに関するお問い合わせ
東京理科大学 野田統括部 理工学事務課
resonance(アットマーク)admin.tus.ac.jp
■東京理科大学 理工学部 Webサイト
https://dept.tus.ac.jp/st/