東京理科大学 TOKYO UNIVERSITY OF SCIENCE

創域理工学部 理工学研究科

Translated by shutto翻訳

当サイトでは、機械的な自動翻訳サービスを使用しています。

日本語English中文(简体)中文(繁體)한국어

創域理工学部・創域理工学研究科スタートに寄せて~学部長よりご挨拶  

2023年4月、東京理科大学 理工学部・理工学研究科は、創域理工学部・創域理工学研究科に名称変更し、 新しいスタートをきりました。伊藤浩行学部長よりご挨拶申し上げます。

「RESONANCE」から新たな価値と領域を創造する「創域」へ

1965年に創設された理工学部は2017年に迎えた創設50周年を機に「RESONANCE 自然、環境、宇宙そして人、共に響き合う理工学部へ」をスローガンとして掲げ、それまで野田キャンパス・理工学部内で醸成されてきた学科・研究室間の壁を越えた一体的雰囲気を教育・研究の場で具現化した施策として、6年一貫教育コースと大学院横断型コースをスタートさせました。

この6年一貫教育コースは、学部4年と大学院修士課程2年を一体として教育・研究を行い、専門的基礎知識を確実に修得し研究に集中できる期間を十分に確保するとともに、カリキュラムに余裕ができた時間を他分野との横断的教育や留学等に振り分けることでプラスアルファを可能にしました。

また、学科・専攻・研究室の壁を越え、大学院において横断的に学ぶ大学院横断型コースは、俯瞰的視野を身につけ、異分野の連携・融合を実践することで、社会に強く求められる人材を育成しています。

2022年度からは、全学科の学生が様々な分野の教員・OB/OGにより学び、異なる学科の学生同士のグループディスカッションにより「創域とは何か」を理解していく創域特別講義、理工系において共通の言葉である数学、物理学、化学、および実験によりデータの扱いを学ぶ専門基礎教育の共通化、専門分野の研究を始めると同時期に創域を体験する創域融合特論などの新たな施策が始まっています。

そして2023年度より、各専門分野の更なる深化に加え、他分野との共創・融合により、科学技術に新たな価値を創出し、新しい領域を創造する「創域」を学部名称として掲げ、併せて学科名称をその特徴を表す適切な名称に変更します。

これにより、専門分野の精深な学識を修めると共に、一つの学問領域や専攻だけでは解決できない問題に対しては、「その枠を超えて共創し」、「分野横断的に俯瞰した視野を持ち」、「共に響きあうことによって多様化した人材交流を通して」解決に当たり、「科学と技術の新たな価値を創造し、新たな領域を創域し、かつ、実践できる科学者・技術者・教育者を育成する」という人材育成が明確になりました。

2023年4月には、大学院横断型コースの社会実装と言える産学官との社会連携をはじめとして、野田キャンパスという地の利を生かした地域との密接な連携、そして幅広く融合教育・連携研究を推進するために、サステイナブルアーバンシティセンター(CSUC)を設置し、時代の要請に柔軟に対応できる教育・研究を今まで以上に深化・進化していく創域理工学部となりました。

さて、創域理工学部・創域理工学研究科が所在する野田キャンパス(Noda Research Campus)は、理窓会記念自然公園を含めると東京ドームの9.2倍の広さがあり、都心と筑波研究学園都市の中間に位置し、その環境や地の利を生かし多くの国立や民間の研究機関との共同研究を行っております。教育の面でも、学科によっては学生がこれら外部の教育・研究機関で研究を行うなど、大学という枠に囚われずに教育・研究を行っています。さらに野田市・流山市とは包括連携協定を結び教育のみならず様々な分野で相互発展に寄与すべく地域に密着した活動を行っています。

創域理工学部・創域理工学研究科への名称変更後も、これまでの50余年行ってきた教育・研究を深化させ、時代の要請に応える新しい思考のもと発展を遂げていく創域理工学部・創域理工学研究科を見守り続けていただきますようお願い申し上げます。

創域理工学部 学部長伊藤 浩行

本学ホームページには英語挨拶文が掲載されています。
下記からご覧ください。
https://www.tus.ac.jp/en/fac/riko/

         

カテゴリ:

  1. TOP
  2. ニュース
  3. 創域理工学部・創域理工学研究科スタートに寄せて~学部長よりご挨拶