東京理科大学 TOKYO UNIVERSITY OF SCIENCE

創域理工学部 理工学研究科

Translated by shutto翻訳

当サイトでは、機械的な自動翻訳サービスを使用しています。

日本語English中文(简体)中文(繁體)한국어

幸村教授・内田助教らの論文が「Nature」に掲載されました

先端物理学科の幸村孝由教授と内田助教、本学理学部第一部の松下教授・小林講師らの論文が「Nature」に掲載されました。

XXRISMの優れた分光能力により、へび座の方向の20億光年彼方にある銀河の中心に潜む 「PDS456」とよぶ大質量ブラックホールから、ぶつぶつとした弾丸のような風が光速の20%~30%もの超高速で噴き出していること、また、この風が運ぶガスのエネルギーが予想以上に大きいものであることを世界で初めて発見しました。
ブラックホールから超高速で吹き出す風のガスが持つエネルギーは、ブラックホールが周囲の物質を飲み込んで成長することを妨げたり、銀河自身に膨大なエネルギーをあたえて星形成を止めたりするなど、ブラックホールの成長に大きく寄与しています。
今回の発見は、ブラックホールの成長と銀河の進化が互いに関わり合いながら共に進化しているという「銀河とブラックホールの共進化」という宇宙物理学における大きな謎に対して、新たな知見を与える画期的な成果です。

詳細は関連リンクをご覧ください。
Structured ionized winds shooting out from a quasar at relativistic speeds
X線分光撮像衛星(XRISM)観測成果の科学誌「Nature」論文掲載/JAXA

カテゴリ:

  1. TOP
  2. ニュース
  3. 幸村教授・内田助教らの論文が「Nature」に掲載されました