柳沼 秀樹准教授 YAGINUMA Hideki
所属学科:
社会基盤工学科
学位:
博士(工学)
専門分野:
交通計画
研究室URL:
https://www.tus.ac.jp/academics/teacher/p/index.php?6D17
鉄道・道路の交通ビッグデータ解析手法と可視化システムの開発
交通システムは、日々の生活や経済活動に大きく寄与しており、国土・都市・地域を形成する重要な社会基盤の1つです。しかしながら、道路渋滞や鉄道混雑、災害時のネットワーク遮断など様々な問題を抱えています。本研究室では、交通ネットワーク上での行動分析を通じて、現象理解および問題解決に資する研究に取り組みます。具体的には、鉄道・道路ネットワークや歩行空間における交通行動を記述する数理モデルの構築、AIや機械学習を活用した都市交通シミュレーションシステムの開発を行っています。
人間行動を踏まえた新たな都市・交通システム
私の研究分野は「交通行動分析」です。ビックデータ、数理モデルやAI・機械学習理論、コンピュータシミュレーションを駆使して、人々の行動を観測・記述・予測・制御することで、より良い新たな都市・交通システムの創造を目指しています。
少子高齢化などの社会構造の変化やライフスタイルの多様化、自動運転やAIなどの新技術の進展、激甚化する災害など、我々は様々な課題に直面しています。土木工学の使命は、平常時・災害時のいかなる時においても人々が安全かつ安心して生活を営める社会基盤を作ることです。当研究室では、高い専門性と分野に囚われない幅広い知見から問題を解決できる土木技術者を育成します。