「創域の芽プロジェクト」の成果をご紹介~燃料電池アシスト自転車の実証試験に成功~
経営システム工学科 堂脇清志教授をプロジェクトリーダーして、電気電子情報工学科 片山昇准教授及び各研究室他の学生からなるグループが、燃料電池アシスト自転車の実証試験を行い、野田キャンパス内の平坦路において、走行時間9分29秒(距離約1.2km)の走行を達成しました。
同グループでは、低圧で水素を貯蔵できる水素吸蔵合金を利用した燃料電池によるアシスト自転車の開発に取り組んでいます。今後は、より実用段階に近づけるため、モバイルカートリッジの開発、道路条件に応じた自転車の性能向上、及びその効果の検証等を進めていきます。
本プロジェクトは、創域理工学部・創域理工学研究科が「創域」の理念を実現するため、複数の学科・専攻を横断し、異なる学科・専攻所属の2つ以上の研究室が参画する教育・研究施策について独自に支援を行う「創域の芽プロジェクト」の中の一つであり、創域理工学部の前進である理工学部創設50周年の際に創設された教育研究プログラムである横断型コースの中のエネルギー環境コースの中で、約5年前より実施されているものです。
今後のさらなる研究成果にもご期待ください。
経営システム工学科 堂脇研究室
https://www.rs.noda.tus.ac.jp/dowaki/
電気電子情報工学科 片山研究室
https://energylab.jp