【開催報告】 株式会社フジタとの社会連携講座 「実践建築構造工学」キックオフセミナー(9/19)
2023年9月19日(火)、本学野田キャンパス7号館6階講堂にて、 株式会社フジタとの社会連携講座「実践建築構造工学」キックオフセミナーを開催し、本学教員や学生が多数出席しました。
社会連携講座は、民間企業または研究機関等の学外機関との連携により、一定期間継続して特定の課題や専門分野に関する教育研究の推進及び充実を図り、人材育成を活性化させ、学術の推進及び社会の発展に寄与することを目的とする制度です。
社会連携講座「実践建築構造工学」 では、本学と株式会社フジタが持つ、免震構造・制振構造の設計・施工・維持管理に関する技術や、木造建築物の耐震・耐火技術に関する知見等を統合することによって、日本の中大規模・中高層木造建築等における防災・減災技術を幅広く支える優れた人材を育成し、学術・産業の発展に寄与することを目指しています。
開催に先立ち、本法人常務理事 兵庫 明教授、副学長 井手本 康教授、株式会社フジタ 取締役常務執行役員 南口 聡様よりご挨拶をいただきました。 その後、本法人理事 大宮 喜文教授、株式会社フジタ主席コンサルタントの馮 徳民客員教授らから本講座の設置目的や概要、研究テーマ、前身である株式会社フジタとの「寄附講座」での取り組み、創域理工学研究科横断型コース「防災リスク管理コース」の紹介など多岐にわたる内容の講演を行っていただきました。併せて創域理工学部副学部長 堂脇 清志教授より創域理工学研究科が設置したサステイナブルアーバンシティセンター(CSUC)の紹介などもあり非常に有意義な時間となりました。 閉会の挨拶として株式会社フジタ 上席執行役員 フジタ技術センター所長 組田 良則様、本学創域理工学研究科長 伊藤 浩行教授よりご挨拶をいただき、盛況のうちに幕を閉じました。
【セミナー講演題目】
・講座の紹介
大宮 喜文 東京理科大学創域理工学部建築学科教授
・高層木造建築物の振動特性分析
宮津 裕次 東京理科大学創域理工学部建築学科准教授
・2号館における被災度判定システムの設置
馮 徳民 フジタ技術センター地質基礎研究部主席コンサルタント
・防災リスク管理コース都市防災特論2の紹介
柳沼 秀樹 東京理科大学創域理工学部社会基盤工学科准教授
・サステイナブルアーバンシティーセンターについて
堂脇 清志 東京理科大学創域理工学部副学部長