※ 2022年10月1日から研究室のホームページが新しくなりました(旧HPはこちら>>)

研究室について

界面化学に立脚した”現象理解”と”ものづくり”

当研究室では、界面でおこる現象を理解し、それを「ものづくり」に生かすことを目標に、当研究室では日々研究を進めています。

基礎研究を重視しつつ、一般社会に対する成果の還元もねらい、民間企業との共同研究を積極的に受け入れています。

界面化学に関する技術的なご相談も、歓迎しております。

界面化学に立脚した
“現象理解”と”ものづくり”

当研究室では、界面でおこる現象を理解し、それを「ものづくり」に生かすことを目標に、当研究室では日々研究を進めています。

基礎研究を重視しつつ、一般社会に対する成果の還元もねらい、民間企業との共同研究を積極的に受け入れています。

界面化学に関する技術的なご相談も、歓迎しております。

当研究室の研究内容

界面活性剤のデザイン:分子集合体構造・溶液物性の評価

  • ジェミニ型やアミノ酸型界面活性剤の開発
    (環境にやさしい界面活性剤)
  • 高濃度でエタノールを含有する水溶液の泡沫安定化
  • 界面活性剤が形成するミセル・ひも状ミセル・ベシクル・液晶などの構造・機能評価

外部刺激による界面物性の制御

  • 光応答性界面活性剤による界面物性の制御
  • 分子認識(アニオン- π相互作用)を利用した界面物性の制御
  • 重合性ジェミニ型界面活性剤を用いた分子集合体構造の重合固定化

乳化物(エマルション)の調製と物性理解

  • αゲルの構造・機能評価と乳化への応用
    (αゲル構造中に含まれる水の挙動解析)
  • 非イオン性界面活性剤を用いた乳化物の調製とエタノール添加効果
  • 油中油滴(O/O)型乳化物の調製とナノカプセルの調製

コロイド分散系の先端的な構造・物性解析

  • 特殊な電子顕微鏡技術(Cryo-TEM, FF-TEM)を用いた分子集合体の構造解析
  • 小角X線散乱(SAXS)と小角中性子散乱(SANS)を用いた分子集合体の構造解析

生体膜の機能解明に向けての界面化学的なアプローチ

  • 生体膜に対する膜透過ペプチドの作用機構
  • 角層細胞間脂質モデルの構築
  • ベシクル・リポソーム・ニオソームの膜物性制御とDDSへの応用

固体/液体界面物性の評価

  • 固体/水溶液界面に対する界面活性剤の吸着挙動の評価
  • 水晶振動子マイクロバランス(QCM-D)と高速原子間力顕微鏡(HS-AFM)を活用した吸着挙動の動的評価
  • 摩擦・潤滑分野への界面化学的アプローチ(ナノトライボロジー)

ナノ形態制御セラミックス・金属材料の創製

  • ベシクルを構造指向剤とした高分散性シリカ中空粒子の調製と応用
  • 界面活性剤混合系を利用したナノポーラスチタニアの細孔構造制御
  • 結晶面が制御された金属(金・白金)ナノ粒子の調製

特徴的な形態を有する光触媒材料(チタニア)の創製

  • チタニアナノスケルトンの調製
  • 新規チタニアナノコーティング法の開発
  • 光触媒反応を用いた希少糖合成