修士2年:玉置 智(たまおき さとる)さん
2023年度 色材研究発表会 優秀講演賞受賞
玉置 智さん 修士2年
※所属・学年は取材当時
Q.研究室について教えてください。
酒井・酒井研究室は、主に界面化学を取り扱う研究室です。界面化学といっても研究室での研究内容は様々であり、様々な刺激に応答する界面活性剤を合成して評価する方もいれば、固体に対する吸着評価や界面での粘弾性の分析や解析などを行う方もいます。そのため、違う研究分野の仲間と切磋琢磨することで、様々な視点から自分の研究を見つめ直すことができます。このように、研究に必要な専門的知識だけではなく、幅広い視点で物事を考える力を得ることができる研究室です。
Q.どんな研究をしていますか?
私は高濃度のエタノール水溶液を含んだ泡タイプアルコール消毒剤の開発に取り組んでいます。エタノールを含有する消毒剤は、細菌やウイルスに対して一定の効果を示すことが知られており、ミスト状、ジェル状、泡状などの手指消毒剤として私たちの生活に身近なものとなっています。その中でも泡タイプは、吐出した薬剤を目視で確認しやすい、容器から液だれしにくい、周囲に飛び散らない、使用時の肌感が良いなど、多くのメリットがあります。研究では、高濃度エタノール水溶液を泡立たせるための物質の探索から泡の安定性の評価を行い、高濃度のエタノール水溶液の泡沫安定化について検討しています。
泡タイプのエタノール消毒剤、抗菌剤の実現に光~高濃度エタノール水溶液によって形成される泡の安定化に成功~|東京理科大学 (tus.ac.jp)
Q.研究のモチベーションは何ですか?
研究のモチベーションの一つに学会発表があります。酒井・酒井研究室では、コロイドおよび界面化学討論会や日本油化学会をはじめとした国内外の学会に参加し、自身の研究成果を発表する機会が多くあります。学会発表は、自分の研究の面白さを実感するとともに、ディスカッションを通して新たな視点や発想を得ることができるため、研究を深めていくモチベーションになります。また、発表だけでなく開催地の観光や名産品を楽しむことができるのも学会の魅力です。
修士2年
玉置 智さん
※所属・学年は取材当時
Q.研究室について教えてください。
酒井・酒井研究室は、主に界面化学を取り扱う研究室です。界面化学といっても研究室での研究内容は様々であり、様々な刺激に応答する界面活性剤を合成して評価する方もいれば、固体に対する吸着評価や界面での粘弾性の分析や解析などを行う方もいます。そのため、違う研究分野の仲間と切磋琢磨することで、様々な視点から自分の研究を見つめ直すことができます。このように、研究に必要な専門的知識だけではなく、幅広い視点で物事を考える力を得ることができる研究室です。
Q.どんな研究をしていますか?
高濃度のエタノール水溶液を含んだ泡タイプアルコール消毒剤の開発に取り組んでいます。エタノールを含有する消毒剤は、細菌やウイルスに対して一定の効果を示すことが知られており、ミスト状、ジェル状、泡状などの手指消毒剤として私たちの生活に身近なものとなっています。その中でも泡タイプは、吐出した薬剤を目視で確認しやすい、容器から液だれしにくい、周囲に飛び散らない、使用時の肌感が良いなど、多くのメリットがあります。研究では、高濃度エタノール水溶液を泡立たせるための物質の探索から泡の安定性の評価を行い、高濃度のエタノール水溶液の泡沫安定化について検討しています。
泡タイプのエタノール消毒剤、抗菌剤の実現に光~高濃度エタノール水溶液によって形成される泡の安定化に成功~|東京理科大学 (tus.ac.jp)
Q.研究のモチベーションは何ですか?
研究のモチベーションの一つに学会発表があります。酒井・酒井研究室では、コロイドおよび界面化学討論会や日本油化学会をはじめとした国内外の学会に参加し、自身の研究成果を発表する機会が多くあります。学会発表は、自分の研究の面白さを実感するとともに、ディスカッションを通して新たな視点や発想を得ることができるため、研究を深めていくモチベーションになります。また、発表だけでなく開催地の観光や名産品を楽しむことができるのも学会の魅力です。
修士2年:湯淺 大海 (ゆあさ ひろみ)さん
トライボロジー会議2023春 東京 学生奨励賞受賞
材料技術研究協会討論会2023 優秀口頭講演賞受賞
湯淺 大海さん 修士2年
※所属・学年は取材当時
Q.この研究室に進んだ理由を教えてください。
界面化学をはじめとした物理化学を理解することで、自然の仕組みを少しでも解明することができ、人の役に立てることを期待してこの研究室を選びました。界面現象は自然界に溢れています。中でも日用品や化粧品などに界面活性剤は使用され、我々の身近にも数多く存在するので、研究活動を通して学術的な発見だけでなく、世の中に貢献できることは多くあると思います。
Q.どのような研究をしていますか?
固体と液体の界面での潤滑油添加剤の吸着特性の解明に取り組んでいます。潤滑油は潤滑膜を形成することで金属の直接接触を防ぎ、摩耗を抑制します。その潤滑膜の形成初期には添加剤の吸着現象が起きています。どのような化学構造が吸着しやすいのかなど、様々な物質を評価することで、吸着特性に及ぼす因子を明らかにすることを目的に取り組んでいます。
Q.研究室はどんな雰囲気ですか?
先輩・後輩の分け隔てがなく、とても仲が良い研究室です。真面目に取り組む時は真剣に、楽しむ時はみんなで楽しむ、そんなメリハリもあります。プライベートでも遊びやご飯に行く人も多く、研究室生活以外での交流も盛んです。研究を楽しみながら頑張りたい!と思っている人にはピッタリです!
修士2年
湯淺 大海さん
※所属・学年は取材当時
Q.この研究室に進んだ理由を教えてください。
界面化学をはじめとした物理化学を理解することで、自然の仕組みを少しでも解明することができ、人の役に立てることを期待してこの研究室を選びました。界面現象は自然界に溢れています。中でも日用品や化粧品などに界面活性剤は使用され、我々の身近にも数多く存在するので、研究活動を通して学術的な発見だけでなく、世の中に貢献できることは多くあると思います。
Q.どのような研究をしていますか?
固体と液体の界面での潤滑油添加剤の吸着特性の解明に取り組んでいます。潤滑油は潤滑膜を形成することで金属の直接接触を防ぎ、摩耗を抑制します。その潤滑膜の形成初期には添加剤の吸着現象が起きています。どのような化学構造が吸着しやすいのかなど、様々な物質を評価することで、吸着特性に及ぼす因子を明らかにすることを目的に取り組んでいます。
Q.研究室はどんな雰囲気ですか?
先輩・後輩の分け隔てがなく、とても仲が良い研究室です。真面目に取り組む時は真剣に、楽しむ時はみんなで楽しむ、そんなメリハリもあります。プライベートでも遊びやご飯に行く人も多く、研究室生活以外での交流も盛んです。研究を楽しみながら頑張りたい!と思っている人にはピッタリです!
第41回高分子学会千葉県地域活動セミナー 奨励賞受賞者
滋野 暖高さん
修士1年
修士1年:滋野 暖高(しげの はるたか)さん
Q.学会での発表内容について教えてください
私は、「短波長紫外光照射下での光触媒反応」というタイトルで発表しました。地上には届かないような短波長の紫外光を照射した場合に、光触媒である酸化チタンがどのような挙動を示すかについて、希少糖を指標に評価した結果を報告しました。
Q.普段、どのような姿勢で研究活動に取り組んでいますか?
ディスカッションやゼミの時間を大切にしています。
この研究室では、研究に行き詰まった時や、ちょっとした悩みなどがある時に気軽に相談出来る環境が整っています。
先生方の指導のもとで,研究の進捗状況を報告したり、フィードバックを受けたりすることで、自分の研究をより良い方向に進めることができています。
細川 夏那さん
修士1年
修士1年:細川 夏那(ほそかわ なつな)さん
Q.学会での発表内容について教えてください
私は光刺激応答をしめす分子集合体の形成を目指して、新規TICT性界面活性剤の有機合成を行っています。学会では、合成した界面活性剤がモノマーで溶解している場合と集合体を形成している場合の発光挙動について報告しました。また、形成する分子集合体の構造についても報告しました。
Q.普段、どのような姿勢で研究活動に取り組んでいますか?
私はコミュニケーションの時間を大切にしています。新規分子を扱っているため予想通りの結果にならないこともありますが、先生方とのディスカッションや研究室の仲間との会話の中で、自分の考えが整理されたり違う視点から考察したりすることができます。
修士1年
滋野 暖高さん
※所属・学年は取材当時
Q.学会での発表内容について教えてください
私は、「短波長紫外光照射下での光触媒反応」というタイトルで発表しました。地上には届かないような短波長の紫外光を照射した場合に、光触媒である酸化チタンがどのような挙動を示すかについて、希少糖を指標に評価した結果を報告しました。
Q.普段、どのような姿勢で研究活動に取り組んでいますか?
ディスカッションやゼミの時間を大切にしています。
この研究室では、研究に行き詰まった時や、ちょっとした悩みなどがある時に気軽に相談出来る環境が整っています。
先生方の指導のもとで,研究の進捗状況を報告したり、フィードバックを受けたりすることで、自分の研究をより良い方向に進めることができています。
修士1年
細川 夏那さん
※所属・学年は取材当時
Q.学会での発表内容について教えてください
私は光刺激応答をしめす分子集合体の形成を目指して、新規TICT性界面活性剤の有機合成を行っています。学会では、合成した界面活性剤がモノマーで溶解している場合と集合体を形成している場合の発光挙動について報告しました。また、形成する分子集合体の構造についても報告しました。
Q.普段、どのような姿勢で研究活動に取り組んでいますか?
私はコミュニケーションの時間を大切にしています。新規分子を扱っているため予想通りの結果にならないこともありますが、先生方とのディスカッションや研究室の仲間との会話の中で、自分の考えが整理されたり違う視点から考察したりすることができます。
ある日の先輩たちの1日
学生居室に来たら、まずメールをチェックします。
その後は、1日の計画を立てて、効率よく実験を進められる準備をしています。
おもに午後の測定に向けて、溶液調製やサンプル調製をします。
溶液調製が上手くできてないと午後の実験に支障が出るので、慎重かつ効率的に作業を進めています。
昼食はお弁当を持参する人や、学食で食べるなど様々です!
大学院には居室(学生の作業スペース)があるので、ゆったり食事ができます。
実験の進捗や今後の実験方針について先生とディスカッションします。
先生と1対1で話すことができるので、課題点について密に議論できます。最近では、Zoomなどオンラインを活用することもあります。
午前中に調製したサンプルの測定をします。
基本的に研究室で測定を行いますが、研究テーマによっては薬学棟や外部機関で測定する場合もあります。
測定したデータを整理し、研究ゼミに向けて資料を作成します。
資料作成後は担当の先生や先輩に添削してもらい、月に1回研究ゼミで発表します。
翌日のタスクを洗い出し、優先順位をつけて帰ります。
ゼミや学会の前など忙しくなる時期もありますが、土日はしっかりと休みをとり、オンとオフを切り替えられるようにしています。