力学群

力学群ではニュートン力学から解析力学に至る「古典力学」を体系的に学習する。物体の運動を微分方程式を用いて記述し、そこから運動法則や惑星の運動を導くことを通して、自然現象を数理的に扱うという、物理学の方法論の基礎を学ぶ。さらに、剛体や連続体への展開により広範な力学の応用力を養うとともに、量子力学や統計力学への導入として、正準変数、位相空間等の諸概念を理解する。

力学1

力学1では、「物理数学1A」で学んだ微分方程式の知識をもとに、運動法則を運動方程式で表現することを学び、自然現象を数理的に扱う物理学の考え方を理解する。

力学2

力学2では、力学におけるより高度な問題を扱う。前半ではLagrange方程式を用いた種々の問題(質点系の運動、拘束条件付きの運動など)の解法を習得し、後半では剛体、連続体の力学について学ぶ。

解析力学

解析力学では、変分原理の考え方を用いて力学の原理をまとめ直す。正準変数を用いたHamilton形式について学び、正準変数、位相空間等の諸概念を理解する。