
電気化学を活用した社会インフラ研究の最前線 ―社会基盤工学科 橋本永手講師に聞く―
電気化学は、化学反応と電気の相互変換による現象を扱う分野です。橋本永手講師はこの手法を活かし、海中の杭抜きや土の脱水など、インフラ構造物の建設・保全技術の開発に挑戦。全研究を共同で進め、異分野連携にも積極的に取り組んでいます。

電気化学は、化学反応と電気の相互変換による現象を扱う分野です。橋本永手講師はこの手法を活かし、海中の杭抜きや土の脱水など、インフラ構造物の建設・保全技術の開発に挑戦。全研究を共同で進め、異分野連携にも積極的に取り組んでいます。

後藤允准教授は、金融工学の「リアルオプション」や企業分析手法「プロセスマイニング」をサッカーへ応用する研究を進めています。選手の市場価値算定や戦術分析に活用し、金融・ビジネスの枠を超えた創造的研究を展開しています。

桑名教授は、火災・爆発、最近多数発生している大規模な山林火災などの「火災」に関するメカニズムの解明を目指して研究を進めています。

バイオマスをガス化し水素を生成・貯蔵・利用する研究を20年以上続けてきた堂脇清志教授。下水汚泥を原料にしたこの取り組みは、多分野の連携により社会実装が現実に近づいています。

DNAやタンパク質とともに生命現象に重要な3つの鎖状分子の一つとされる「糖鎖」。中島将博准教授は、自然界にまだ数多くある知られざる糖鎖、そしてそれに関連する酵素について解明するべく研究を進めています。

私たちは音楽を聞くことで楽しいと感じたり、感情を揺さぶられたりします。いったいそれはなぜなのか。大村英史講師は、音楽の持つその特性についてよりよく理解すべく、研究を続けています。

表面張力という誰にとっても身近なこの力はあらゆる物理現象にかかわっています。 上野教授は表面張力が関係する様々な現象についてそのメカニズムを解明し、多様な新技術の可能性を切り開いています。

機械やシステムを思うように動かすための制御工学において、中村教授は「人間がいかなるミスをしようとも安全性が保証される仕組み」を、世界で初めて考案しました。